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クリムゾンホワイト  作者: minazuki
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第3話 家庭教師との顔合わせ、からの…

要望があれば気兼ねなく伝えてください

誤字脱字のほうも伝えてもらえればさいわいです

 ルーカスの部屋で魔法の本を読んでから5年と半年が過ぎもう6歳になった

 俺の容姿は整ってるのは整ってるのだがイケメンといった感じではなく女顔になった

 初めて会う人の大半が俺に向かって嬢ちゃんだとかお嬢さんとか言ってくる

 まぁ、ブサイクなのとは比べ物にならない位で今の方がいいが


 さて、この5年と半年の出来事を紹介しよう


 まず魔法についてだが、これは色々出来るようになった

 本を読んでから毎日のように魔力制御の練習をしたので今ではアクビをしながらでもイメージ通りに、しかも瞬時に出来るようになった


 攻撃魔法は試す機会が無かったのでどの程度の威力があるのかは未知数だが、その他のことは完璧に出来るようになった

 例えば水玉を高速で回転させたり薄く伸ばしたり、他には冷たい火だとか、硬い水だとか物質の性質もイメージすればその通りに出来る


 そして魔力に形を与えなくても魔力に身体強化をイメージして体に纏えば身体能力が強化されたりした


 魔法に関してはこれ以上無いほど上達したが合気道のほうについては模擬戦をする相手がいないので型稽古しかできなかったから不安が残る

 それに関しては明日から家庭教師が付くからどうとでもなるだろう


 兄姉に関してだがまだ紹介していなかったのでこの場で紹介しようと思う


 まず兄の名前はローガンという

 とても頭がよくアシュリー家は安泰だといわれているが、完全に文官特化型だ

 容姿はTHEイケメンといったかんじで、根元の方が母親譲りの金髪で毛先の方は父親譲りの茶髪で、かつ天然パーマという特徴的な髪型をしている


 ちなみに俺の髪の色は父親譲りの茶髪だ


 次に姉についてだが、名前はアメリアでこの世界では珍しい回復魔法を使えるため毎日教会で回復魔法の修練をしている

 まぁ、俺の場合イメージの力で回復魔法もお手のものだったりする

 軽い傷位にしか使ったことはないけど…

 髪は母親譲りの金髪で、性格はものすごくおっとりしていて優しい姉だ


 そして今日は、明日から冒険者になるために色々と教えてくれる専属の現役冒険者の家庭教師との顔合わせを行う日だったりする

 そのため昨日の夜からワクワクが止まらずに寝不足だったりするがそろそろ準備を始めないと遅れてしまうので準備をする


そして丁度準備が終わると扉をノックされた


「オリヴァー様、明日からお世話になる冒険者の方がおみえになっています」


 扉の向こう側からメイドの声が聞こえる


「分かった!今行く!」


 俺がこの日を楽しみにしていたのはエリーが凄い人が家庭教師になってくれるのよ、とか自信満々で言うのにその人のことは会ってみてからのお楽しみというので余計楽しみになったのだ


「では参ります」


 メイドは俺が部屋から出たのを確認すると歩きだす

 俺もその後を大人しく着いていく


「オリヴァー様を連れてきました」


 客間に着くとメイドがノックをし中に声をかける


「入れ」


 この声はルーカスだ


 そしてメイドが扉を明けると先ず最初に目にはいったのは両親のルーカスとエリーだ

 そしてその2人と向き合う形でソファーに座っている人物を目にしたとたん一気に冷や汗が吹き出し反射的に臨戦態勢を整える


 前世で何万回と繰り返した構えにこの数年間毎日のように繰り返した身体強化の効果を持った魔力を纏い、それに少し遅れて半年前から取りかかっていた視覚と聴覚の魔力による強化もすませる


 この間1秒と少し


 そんな俺の様子を見た奴は感心したような声をだし、次いで微かに口元が弧をえがいたと思ったらいきなり姿が消える


 普通の奴にはそう見えるだろうが、生憎今の俺は視覚を強化しているから微かにだが奴の動きを捉えることができ、また背後から何かが迫ってきている風切り音も強化した聴覚が捉える


 俺はその場で半身になりながら半回転し、その力を余さず右の手の掌底に伝えながら振り返り俺に向かってきている何かにぶつける


 バァン‼


 ぶつかった瞬間凄い音がしたが気にしない

 それよりも身体強化したいまの俺の攻撃でも押し負ける

 その事実に驚愕するが押し負けているのは事実なのだから切り替える


 今度は押し負けた力を使い、また回転し右足の踵を叩き込む


 だが相手は難なくそれを防御する

 さらにその上俺の足を掴もうとする


 俺はとっさに掴まれそうな部分の纏っている魔力の摩擦をゼロにし掴めないようにするが…


「うそだろ!」


「残念だった…なっ!」


 奴は、摩擦がゼロになりツルツルになったはずの俺の足を有り得ないほどの握力で掴みそのまま俺を地面に叩きつける


「がはっ!」


 受け身なんて全くとれずに肺の中の空気が吐き出され一瞬意識が飛ぶ


 その一瞬が致命的だった


「そこまでだ!2人とも!」


 ルーカスの声で意識がはっきりすると目の前に拳が突きつけられていた


「そんなに声を張り上げなくても分かっているぞルーカス」


 今気付いたが俺と戦った奴は女だった


 艶があり腰まで伸ばしている黒髪をポニーテールにしている

 また、エリーとはまたタイプの違う美人で典型的な大和撫子だ

 これでボン・キュッ・ボンなら完璧な大和撫子なのだがスレンダーな体型で目が強気な印象なので何だか猫を連想する人物だ


「ほら、たてるか」


 未だに寝転がっている俺に向かって手をさしのべる


「あ、あぁ…さんきゅ」


 そう言ってその手を掴もうとするとかわされデコピンをされる


「イッテ!!」


 そして非難するために声をあげようと女の顔を見たら凍りついた


 うっわー!ヤバイやばい

 むっちゃ怖いんですけど!


 こう女の背中から何かオーラのようなものが出ている


「お前は目上の者、しかもこれから教えをこう人に対しての礼儀というやつがなってないようだな」


 これは、厳しくしていく必要があるな…とつぶやくと首をゴキリと鳴らす


 俺は助けを求めて両親を見るがルーカスはお前が悪いと言いたげな目をしており、エリーはニコニコ笑っている

 助けが来ないことに絶望していると女が1歩踏み出してくる

 それに対して俺はその分後ろに後退する


 何度かそんなことをすると俺の背中が当然のように壁にあたる


「もう、観念するんだな」


 その後屋敷中に俺の悲鳴が響き渡り何事かとメイドや護衛の者が様子を見に来るというはた迷惑な出来事がおこったのだった

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