↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
男子校に転校した私たち五人組は、男子たちに溺愛されてます  作者: かえで


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
3/4

第三話 私が生徒会長に!?

「生徒会長は、葉月美代だ」

「……え?」


私は一瞬、硬直した。

生徒会長?私が?


秋宮会長は、何を言っているの?


「ちょ、ちょっと待ってください!なんで私が?」

「面接での君の、さっぱりとした態度が気に入った」


あっさりと言う秋宮会長だが、私はそんなつもりで来たんじゃない。

そんな私を無視し、話は淡々と進んでいく。


「副会長は、朝井美玖。書記には森下静を任命する。ほかの二人は、この三人をサポートしてやってくれ」

「はっ、はい!」


元気な返事に機嫌をよくした秋宮会長は、つづける。


「とはいえ、始めてきたばかりで生徒会と言うのも無理な話だろう」


くびが落ちそうなくらい縦に振る。


「だから、生徒会から指導係をつける」


その声を合図に、四人の男性が立った。


「朝井美玖には、同じく副会長の清井雄性(きよいゆうせい)」


背の高い大人びたイケメンが美玖に近づき、握手する。

おお、気が合いそうな二人だなぁ。


「森下静には、書記の成井瀬々(なるいせぜ)」


瀬々?珍しい名前だな。

そう思いながら見ると、体格のいいスポーツ少年らしい人が、微笑を浮かべていた。

コイツか。


「上池杏には、東雪矢(ひがしゆきや)」


背の低いどっちかっていうと可愛いタイプの男の子が、ぺこと頭を下げた。


「花井瑞穂には、杉沢凛久(すぎさわりく)」


頭のよさそうな、眼鏡の男性が瑞穂に頭を下げた。

噂には聞いていたけど、本当にイケメンぞろいだ。


「そして最後、葉月美代には、俺がつく」


は。


私は口をポカンと開けて、会長をまじまじと見つめた。


整った顔立ちに、黒い髪、透き通るような黒い目、すらっとした長身、長い足、薄い上着を羽織った姿は、なんとも美しい。


ああ、コイツモテる奴だなと、改めて思った。

イケメンでオシャレなんて、怖い怖い。


「葉月美代。なに突っ立ってるんだ?」


呼ばれてびくりとする。

みれば周りに人はおらず、生徒会室は私と会長の二人だけとなっていた。


「こっちに座れ。説明する」


会長がすっとソファを指さした。

私はおとなしくそこに座る。


「改めて自己紹介をさせてもらう。俺は、秋宮聖次。生徒会長で成績は優秀な方だ」


そう言って、今年の成績順位表を突き出してくる。

総合一位は、秋宮聖次だ。


なるほど確かに成績優秀なようだ。

生徒会長に選ばれたのもそういう事なのだろう。


「えーっと……葉月美代です。お願いしま~す」

「軽いな」


あきれたような顔で、私を見つめる会長。

がその時には、私も会長に対してあきれを感じていた。


口ぶりは偉そーで、なんども傲岸不遜な男だろう。

しかも私を生徒会長にして、楽しい学校生活から引きずり落とそうとしてくる。

第一印象は、最悪だ。


「俺の事は、聖次でいい。敬語も使うな」

「分かった、聖次!」

「そのまま呼び捨てにするやつがいるか。せめて聖次さんだろーが」


ぺしっと頭を小突かれた。

え、ダメでしたか?そのまま言っただけじゃぁん。


「やれやれ……でも、そういうとこがいいな」

「え?」


すると会長は、私の顔を見つめた。


「俺に対してなんともさっぱりしたその態度、気に入った。これからよろしくな」


そう言って聖次はふわりと口角をあげた。

顔はいい聖次のその姿は、何とも綺麗だった。

ご覧くださりありがとうございます!

とうとう三話目で、ようやく二人が話し始めました。


会長と言うことを気にせず話す美代に、好感を抱く会長。

これからどうなるのか、お楽しみに♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。