第二話 生徒会にて
「失礼します……」
ぺこりと頭を下げ、生徒会室に入る。
中にいた五人の男性が、顔をあげた。
「よく来たな、女子新入生徒諸君。ココは生徒会だ」
中央にいた人が、よく通る大人びた声で言った。
顔立ちの整った、大人っぽいイケメン男性。
「君達女子生徒には、女子生徒会を運営してほしいと思う」
そう言って私達を一瞥する男性。
「俺の名前は、秋宮聖次。生徒会長をやっている。よろしく頼む」
腰に手を当て、秋宮会長が言う。
カッコいい名前だな~と思いつつ、先ほどの言葉を思い返す。
女子、生徒会とは。
私の疑問を感じ取ったのか、秋宮会長は口を開いた。
「生徒会では、女子生徒が入学することで異性による行き違いが生まれると考えた。女子諸君の事は君たちに考えてもらった方が早いだろうと思い、女子生徒会を設立することにした」
理屈は通っている。
男子女子では、どうしても感覚の違いがあるから、無理もないだろう。
「君達には女子生徒会のメンバーとして働いてもらいたいと思う。面接や紙での試験の事を考慮して、こちらで生徒会長を決めさせてもらった」
急な展開にびくりとしながらも、私は言葉を待った。
生徒会長、か。どーせ静とかなんじゃないの?
「生徒会長は……」
「葉月美代だ」
「…………え?」
ご覧くださりありがとうございます!
今回ではなんと美代が生徒会長になるという急展開!
生徒会でこれからどんなことが起こるのか、お楽しみに。




