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>こういうのって 依存っていうのかしら?:₍
「どうして、笑ってるの?」
「……え?」
明日が私が笑ってると言っている。
手を口元に持っていくと、私の口はわずかな弧を描いていた。
「やだ、ごめんなさい、違うの」
「そんなに、私、おかしい…?
コウちゃん以外に、七音を取られるのを悔しがるのが、そんなにおかしいの?」
明日は私にすがりついたまま泣く。
「違うの、そんなに想ってくれてるのが嬉しいのよ」
「……本当に?
なら、その指輪ってなに?」
「……あいつと契約したの。」
明日がパッと顔をあげる。
唇がわなわなと震えてる。
「なんで?」
「私たちが助かるために」
「……」
「明日、分かって。
私は貴方のことが大事なの、こんなところで腐らせない。
貴方もコウちゃんに会いたいでしょう?」
コクリと頷く。
この子はずっと矛盾して生きてる。
システムに振り回される可哀想な子。
設定で私を好きになるしかないのに。
この子はコウちゃんのことが好きだ。
それでも、私に縋り付いてくれる。
優越感に浸ってしまう。
可愛い子。
私が守るべき可愛い子。
頭を撫でてあげる。
私の大好きな子。
ベッドに上がって、抱きしめる。
「コウちゃんより、誰よりも大好きよ」
「うん、私も」
頭を預けてくるこの子は私の親友。
愛してるなんて言えっこないのに。
今日も恋人ごっこで満たされていく。




