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ep1 空から 何かが落ちてきた!

飲んだくれの作家未満、酔酔ダルム、


部屋に宇宙人がやってきた。


聞けば、宇宙人と交渉する「地球代表」に選ばれたという。ダルムは地球を代表して、宇宙人と友好を図るが・・


果たして、友好か戦争か、運命はダルムの肩にかかっている。

今日は、8月23日、日曜日。


 俺は、今日も、 大好きな昼酒を飲っていた。


つまみは、今日は「トリ皮ポン酢」、ポン酢はミツカンだ。


酒は、チューハイ、そんじゅそこらの、チューハイじゃないよ。


どこにも売ってない、チューハイだ。


 焼酎は甲類の(普通は梅酒用だ)35度、多分、日本で一番、ということは、

世界で一番、アルコール度数の高い、市販の焼酎(泡盛は除く)だ。



 しかも、最安。つまり最強。に+トアイアルの67円炭酸だ。プラス、ポッカレモン少々。最強の上の、極強だ。ストロングハイより、強えぇぞ!


てやんでぇ。べらんめえ。(俺は、昇太か?)


 俺はいい具合に酔っていた。「ウーン、幸せだ。多分、人生で一番」


「アー、このままぽっくりと、逝かねえかなー、今、俺一番幸せ」、と思う。


いいことが全くないのだ。


 仕事は、「作家」に、ならない(「なれねぇ」の間違いだろ、と親戚・知人・友人・隣近所の声)、原稿用紙・マス埋め人。(まだ、1円も儲けてねえ)


 「安定、最強」の〇〇市役所職員、(アーっ、あのころはよかった)を


やめた後、何とか自分の才覚でメシを食いたいと、いろいろ手を出しては


大やけどの繰り返し。


 ただいま、借金524万円の、自称「借金小者」


 (ウルフルズの借金大王にも、借金大名にも、借金旗本にも、借金御家人にも、借金中間にもなれねえ、俺は借金小者だ!)


「もう、いっぱぇ、飲むかぁ、いや、やめとこかぁ、飲み過ぎてるしなぁ。

 

                 えーい。 迷ったときは 天神様だ」

 

 俺は、こたつの上に、右側に焼酎、左側にお茶を置くと、


右手の人差し指を伸ばし、焼酎とお茶を、かわるがわる、指さしながら、


「♪どちらに、しようかな、天神さまの、いうとおり♪」と歌った。


「り」、で、指が、焼酎の方に、止まったので、チューハイを作る。


「ぐびっ、うめぇ!」


 

 みなさんもご存じだろう。何かを選ぶときに、


「どちらにしようかな、○○様のいうとおり」で、


選んだこと、あんじゃねーか?何か、「えらび歌」とか言うらしい。


俺んとこじゃ、天神様だ。他にも、「仏様」とか、


いろいろなバージョンがあるらしい。


 

 俺は決断力がねぇ。困ったときは、必ずこれだ。


そういえば、市役所やめるときの、人生の一大事も、天神様だったな。

(ほんっと、情けねえ、決断力ゼロだな、俺)


「あーっ、酔いがまた、回ってきた。いい感じだ。眠気が・・・」


うつらうつら、しかけた、そのときだった。


 「ナーン」、何かの音がした。何かが、天井から落ちてきたようだ。


「ポケン」変な音で着地(本当は着たたみ)した。



「何だ!」、俺せっかく気持ちよく 酔魔に襲われ、酔酔(すいすい)天国への


道行を始めたところだったので、ちょっと、イラッとしながら言った。


 

 そこにいたのは、見た目はマンボウにそっくり。しかも、かなり大きい。


推定。(マンボウを測る定規でもメジャーでもあったら、俺まで送ってくれ。送料だけは払えるぞ)


 縦3m、(天井につかえそうだ)、横4m、俺の狭い部屋の2/3だ。


だけど足が5本、(まっしろで、けっこう色っぽいぞ)、


それぞれの足にハイヒール、それも真っ赤を履いている。


(よう、みんな、本物の真っ赤なハイヒール、本当に見たことあるか?

俺はルパン三世の峰不二子だけだ)


 俺は言葉にならなかった。


(歌の文句にあったな、「ラーララ、ララーラ、〇〇〇にできない。」


(著作権の関係から伏す。好きに歌え)、案外余裕があった。



 何せ、酔っている。酔っている俺は最強なのだ。


今ならトランプの前髪でも、引っ張れる。命いらねえ!















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