町で生きていけなくなった……。(★750)
「ややこれはこれは」
「?」
「見目麗しい」
「とても綺麗なのですこと」
「相変わらずまあまあ口だけは達者ね」
「何がおったというのも」
「落ち着いください」
「お姫様この後会場に侵入した模様でございます」
「フフフ遅いぞ騎士団長」
「何」
そう言うと一人の男が現れた。
ドアの上についている取っ手の部分をガサゴソと弄りだす。
「何をしているんだお前」
「そんなところに大剣が」
あっという間にを大きな剣を生み出した。
「こんな剣ぐらい気付ってのバカ」
「それでも警備隊長かよ」
「騎士団長だ」
「相変わらず兄貴のよだれまたはきついね」
「いちいちうるさいな青二才」
「こんな舞踏会場に侵入して」
「生きて帰れると思うなよ」
「それはこっちのセリフだ」
「なんだと」
ドカン!!
「お嬢様お逃げください」
「会場が爆発した模様です」
「侵入者は」
「どうした?」
「なぜかこんなところにまで来てしまったようです」
「ささ早く」
「どうかエルウェンご無事で」
「ハイ」
「あーしくじっちまったな」
「もう寒いね」
持ってきたね」
「前だけ向いて」
「俺の指示だけ聞いてろ」
「たくもー」
「わかったよしょうがねえな」
〜〜〜〜〜
「私はイルナ」
「パーティー組もうぜ」
「……ああ」
男勝りでかっこいいセリフ。
「照れてるのか?」
「照れてねーし」
〜〜〜〜〜
なぜか思い出す。
いい思い出。
そう言いつつも、小娘は渋々従ってくれた。
「右斜めから魔法科に髪を口にも弓矢の部屋が」
「表に敵が多いじゃねえか」
「走り抜けられるのか」
「何」
騎士団長のクエイクの魔法。
と、共に俺たち2人が走っていた足場が崩れ始めた。
「わわわ」
「おいどうするんだよ!?」
「いいから黙ってこのまま走れ」
「くそ」
「もうどうにでもなれ」




