可愛いからって舐めるような視線を送ると痛い目に合う
誤字がにいだと、これは成長を感じる
あれから数時間後、日が暮れて辺りが暗くなり、野宿をする事になった。
その頃には歩ける程度に体力が戻っていた。
俺は立ち上がり、馬車の荷台から降りたおっさんに声をかける。
「改めて助けて頂きありがとうございます。」
「おう、どういたしまして、
それと動ける様になったんならそこにある縁が赤い箱取ってきてくれ。」
片手で薪を追加しながらおっさんは器用に篭手に嵌められたキーボードを打つ。
「分かりました。」
「あとその畏まった口調やめてくれ。素でいい」
「あー、分かった」
正直、命の恩人と言ってもいい彼には敬語を使いたい気持ちがあるが素でいいと言われたのなら了承するしかない。
言われ通り、荷台の方へ戻り縁が赤く塗られた箱を持って焚き火の方に戻るとおっさんの隣に若い女性が立っていた。むっちゃ可愛くて別嬪さんだなぁ。
それこそ月並みな表現だが夜空を閉じ込めた様な黒髪は、木々の隙間から零れる月の光に照らされ、天の川を架けた様に煌びやかに輝いていた。
改めて言おう、むっちゃ可愛い。ずっと眺めて居たいが、おっさんから早く箱を持って来いというジェスチャーが来たので名残惜しいが、行こう。
一先ずおっさんの横に箱を置き、多分、御者さんだろうが是非お近づきになりたいから誰なのか聞いてみよう。
「おっさん、その女性は誰なんですか?」
「あぁ、こいつは今日限りの雇われ御者兼護衛だ。
見た目に反してこの中で誰よりも強いから下劣な目で見るんじゃねぇぞ。」
「まじっすか」
やっぱり異世界という事で美女は強いっていうのが決まってるのか。
しっかし、むっちゃ可愛い。出来ればお近づきに
「きっもい目で見んじゃねぇよ、殺すぞ」
え?
タイトル詐欺にならないか不安




