ピッチピチのピーチはいかが?つってな!
ストックが尽き、ここからは時間に追われながらの投稿となりますので、今回のように時間がズレることがありますが、それでも追っていただけると嬉しいです。
ガタンッ、と大きく縦に揺れ意識が覚醒する。
未だ靄掛かる頭で耳を澄ませて周囲の警戒をする。
先程も揺れた時とは少し違う今も感じる小刻みな振動と
車輪が石を踏む音が耳に入る。
そして何より今こうしている間もボロボロの体を優しく包み込んでくれている布の感覚を鑑みるに、どうやら俺は幸運にも気絶している間に拾われたらしい、
もっと詳細な状況を確かめる為にゆっくりと目を開け、ぼやける視界が映し出したのは、立派な髭を生やした強面の知らないおっさんだった。
予想谷しない光景に身体をビクつきその拍子に寄りかかっていた壁から離れ、横に倒れると、それに気づいた男が心配そうな顔をしながら近付いてくる。
「おいおいおい、大丈夫か?兄ちゃん」
そう書いた後、横に倒れた上体をよっこいっせと、
持ち上げ、先程の様に座らせてくれる。
「起こして頂きありがとうございます。」
震える手でゆっくりとキーボードを打ち込んで感謝を述べる。
すると、男は少し驚いた表情をして
「もう目覚めたのか」と書いてくる
「はい、全快とは程遠いですが会話ができる程度には」
震える手で誤字らないように気を付けながら書き込む
「おう、なら良かった。死んでいたら死体の処理で面倒だったからな。」
「それについては本当にありがとうございます。重ねて図々しいお願いですが、宜しければ荷台に乗っているであろう、水と何か食べれるものを分けて貰えませんか?」
ここに来てからずっと飲まず食わずで彷徨っていましたので、と付け加える
それを読んだ男は少し悩みながら、「あー、んー、ちょっと待ってろ。」と、書きながら男は視界内から右に歩いていく。
数十秒、箱をガタガタと漁る音が鳴った後、
両手に水やスプーンに似た食器、そして何か見た事のない半分に切られた果物ちっくな物を持って来てくれる。
それらを傍らに置き、キーボードを打つ。
「見た所、あんた手を上げるのもやっとだろうから食わせてやる。」
そう書き終えると、傍らに置いた果物とスプーンを手に取り果実を掬って口元まで運んでくれる。見たこともない果物に少しの警戒心を抱きながらも口に法バル。
舌の上に乗った瞬間、桃の様な甘さと香りが五臓六腑に至るまで満たされていくのを感じる。それと同時に今までずっと襲っていた倦怠感と空腹感が消えてゆき体力が回復していくのがはっきりと分かる。
人里を探して七千里、と簡単に書いていたが実際の時間にして七時間。
その間、飲まず食わずでズタボロだった俺にはその味は無意識にも涙腺を緩ませるものだった。
「本当にありがとうございます、この恩は命に代えても返します。」
疲れなどもう無いはずなのに今尚滲む視界で感謝を述べる。
そんな俺を見たおっさんは困ったように頭を掻き
「回復したらこき使ってやるから覚悟しとけ」
と器用にキーボードを打ち、再び俺の介護をしてくれた
段々とタイピング力があgふぁって行くのを感じる。もう何もごhじらない




