第106話 部隊編成
リンジーはフリューゲルとの呪いを解いた後、すぐに銃夜とヌル、マディリンが部隊編成を行っている部屋に向かった。
「おまたせー!!」
リンジーは勢いよく部屋と扉を開けた。
もう、壊れるかと思ったね。
「なんだリンジーか」
「ヌル!なんだとは失礼じゃない?!」
「いいところに来たなリンジー」
銃夜がニヤリと笑う。
そして、一つの紙をリンジーに見せた。
「これって……」
「ああ、ついに完成だ」
その紙には銃夜、ヌル、マディリンが作った部隊編成が書かれてあった。
部隊編成は次の通りだ。
第壱番隊∶隊長 皇銃夜
副隊長 ヌル・バタリアン
隊員 ルーナ・グローテル
クラフト
ジナピー・ウー
アンディ・ボグリア
他兵士約100名、回復魔法師10名
第弐番隊∶隊長 フリューゲル・グローテル
副隊長 トゥインクル=シャイナー
隊員 レーヴォ
ルーター
他兵士200名、回復魔法師10名
第参番隊∶隊長 ユキヒメ
副隊長 モルゲンレーテ
隊員 クライノート
他兵士約300名、回復魔法師10名
第死番隊∶隊長 シックザール
副隊長 ルイーゼ
隊員 ルイ
スイ
アサシン
第伍番隊∶隊長 ゲミュート
副隊長 マディリン
隊員 ルーエ
ガース
他兵士約400名、回復魔法師10名
第陸番隊∶隊長 フリーデン
副隊長 リヒト
隊員 ラーシェ
ドンナー
他兵士約400名、回復魔法師10名
第漆番隊∶隊長 シエル
副隊長 ネーベル
隊員 リア
グイリオ
他兵士約400名、回復魔法師10名
第捌番隊∶隊長 リンジー
副隊長 サハリン
隊員 ネクロマンサー
他兵士約400名、回復魔法師10名
第玖番隊∶隊長 ガイスト
副隊長 アレン
隊員 バナン
他兵士約400名、回復魔法師10名
第拾番隊∶隊長 イグニス
副隊長 ノパベル
隊員 他兵士約150名、回復魔法師10名
メナキサイア人約20名
猫人族約30名
「ほえ〜」
リンジーはその場で間抜けな声を出した。
「色々と突っ込みたいところがあるんだけど……」
「なんだ?リンジー?」
銃夜が問う。
「まず私捌番隊の隊長なの!?」
「悪いか?」
「悪く、ない、ないけど!不安!それって責任重大じゃない!」
すると、横からマディリンがそっとリンジーの頭を撫で下ろす。
「大丈夫よ。リンジーなら」
「マディリン!」
リンジーはマディリンの胸に飛び込んでいった。
「それと、死番隊?肆番隊じゃなくて?」
「あーそれな、この『死』という表記はシックザールってやつに頼まれたんだ」
リンジーはキョトンとする。
「なぜに?」
「中二病なんだ。彼は……」
「ちゅ…にびょう…?」
「不治の病。舐めんな」
「えーよくわかんない!」
「あまり深く考えるな。それはそうと、それぞれの役割も説明しておこう」
「うん!」
リンジーの良い返事が部屋に響く。
「壱番隊、まぁ、俺達だな。俺達は主に司令塔の役割だ」
「司令塔?」
「簡単に言えば全体に指示を出す。やばくなったら戦う切り札だ。そして、死番隊は暗殺者チームだ。裏からいや陰から敵を華麗に倒して欲しいチーム、なので、少数精鋭部隊ということだ」
「あーだから兵士も回復魔法師もいないのね」
「そうだな。拾番隊は第六感と強化五感で索敵だな。この情報をもとに俺達が作戦を立て、伝える。
ここがやられたらけっこうやばいかもな」
「なるほどなるほど」
「そして、他のチームは主に魔王軍、魔王軍幹部との戦闘になる。リンジーはこの部類にはいる。まぁ、頑張ってくれ」
「やっぱり責任重大だな〜」
「なぁ〜に作戦はこっちで指示するから大丈夫だろ」
「なんかだんだん見えてきたね!」
「ああ、そうだな。だがあとひと手間だ。今度は具体的な作戦を練る」
そして、数カ月後、決戦の時が来た。
空が薄暗くなってきた。
城の上から壱番隊はそれを眺めている。
「来たか」
窓の外からチラリと見えた魔王軍達に銃夜は呟いた。
壱番隊に知らないキャラが二名ほどいると思います。
ジナピーは通信魔法を使います。
アンディは空間魔法を使います。
その二人は王、エンゲルに仕えていて、勇者候補選抜の時のモニターとダンジョンへの空間移動の正体です。
また、今までちょこちょことしか出てこなかったキャラ達が一斉に出ております。
ほとんどは勇者候補選抜でのキャラなのでわからなくなったら見返してください。




