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日常
私の異世界の朝は早い――まずは、起きたらカレンが淹れてくれたモーニングティーで朝のはじまりを継げるのだ。清々しい朝の光を浴びて飲むこの一杯は、とても晴れやかな気持ちにしてくれる。
その後は、屋敷の庭の散策をする。季節ごとに変わる自然の息吹を感じながらこの時間は、私のかけがえのない時間ともいえよう。
散策の後は、軽めの朝食をいただく。もちろん用意してくれるのはカレンだ。彼女はいつだって私のために尽くしてくれるとても優秀なメイドだ。
今日もこの爽やかな朝に合せた朝食を用意してくれてる違いないだろう。
カレン「ご主人様。本日のメニューは。『超激辛四川陳麻婆丼』となります」
私の目の前に置かれたソレは、赤というよりは既に漆黒に近い色をしている。刺激的なスパイスの香りは、もはや劇薬ともいうべきか、目を開けるどころか顔が埋まってしまうほどだ。
私は、朝食を終えると、窓から外の景色を眺めながら黄昏る。光を失くした虚ろな目でこの平和な世界をしみじみと味わうのだ。カレンからは食後のお茶をもらい、胃の重さに吐き気を催しながらも、異世界の平和な日々をこれからも堪能していくのだろう。




