20/24
メスガキ
今日も今日とて私の心の癒し、みっちゃんの笑顔を盗み見する為に会社に向かう。
カレン「ご主人様、会社とはそういう場ではありませんよ?」
わ、わかってる……! わかっているさ! 会社の時は、チート能力を全開にしておかないと危ないな。
だが、なんやかんやで会社には着いた。さあ、いざ愛しのみっちゃんのいる所へ――。
後輩「あ、先輩ちーっす。また、盛大に遅刻っすね。マジ会社ナメてんすか?」
私「お、おは、おはよう」
挨拶してきたのは、先月入ってきた新人じゃないか。お前こそ制服の胸元を開けてたわわなスイカを見せびらかしやがって、私の目が釘付けになってしまう。
カレン「ご主人様」
わ、わわ、わかっている。私は冷静だ……! むくれるカレンをよそに、私の目は後輩の胸元に一点集中する。
後輩「ガン見しすぎじゃないっすか。ウケる〜」
く……このメスガキめ……いつかワカラセル必要があるようだな。
後輩「あ、それよりさっきから部長が手招きしるっすよ」
私は後ろを振り返り部長を見る。清々しいまでの笑顔と怒気を含んだ空気が取り巻いているのに気づき、察してしまった。
そう――まずは私がワカラセられることにな。




