45話 様々な者達
遅くなってしまい申し訳無いです。
最近非常に忙しくて...
〇聖女
けたたましい爆音とともに突如現れた、ソレに私達は呆然としていました。
なぜ突然あの様な化物が...
その化物の攻撃でしょうか、祖母であるカタリナ様が神に選ばれし信徒である我らにのみ伝えた教え。
【あの戦いは実は誰よりも平和を願ったある者と私達が、わざと行ったのよ。
いがみ合う皆を協力させるためにね。
その子の願いを叶え為に、私達のせいで犠牲になってしまったあの子の為に、皆いつも仲良く笑顔で居てね...】
それらに従う我らに仇なす罪人共を罰する為の『断罪の塔』とその辺り周辺が吹き飛びました。
ソレを見た瞬間恐怖が体を駆け抜けます、そして本能が叫びを上げるのです。
逃げろ、今すぐココから離れろ、と。
ですが人類の護り手である我らがそんな事、出来るはずが有りません。
ソレに思うのです、アレはこの世界全てにとって『何を犠牲にしても絶対に倒さなくてはならない悪』だと。
もしアレを野放しにしてしまえば我ら人類は、いいえ全ての生物に未来は無いでしょう。
「お前達は、選りすぐりの者達を集め勇者達が居るであろう迷宮国家へ向え!
それとコチラに向かっている竜人と巨人の元へ使者を送り、迷宮国家に向かうよう伝えるのだ!」
「で、ですが聖女様はどうなさるのですか!」
「お1人でアノ化物と戦うなど無茶です!」
「我等も残ります!」
部下達が叫ぶ、つくづく良い部下を持ったものだ。
「ここで起こった事を誰かに伝える者が居るのだ、それに今後起こるであろう化物との最終決戦にお前達の力は必要になる。それに...私は一人では無いしな」
「それはまさか...」
「そうだ『禁術』を使う」
そう私が言った瞬間、部下達がざわめきたつ。
「静まれ!全員が奴から逃げ切れると思うか?足止めする者が必要だろう?1秒でも時間が惜しい、行け!!!」
「「「はい!」」」
ある者は泣きながら、ある者は悲痛な表情で、だが今度は皆そう言ってくれた。
さて...私は準備に向かわねばならないな......
走って行く部下達の後ろ姿を見送りながら、私は術式の準備に向かうのだった。
〇とある鎌ペスト
ああ、悔しい...そして恥ずかしい...。
アレは我が君では無い、我らの段階まで至ってすら居ないただの未熟者。
だが中身は兎も角、肉体は我が君のモノ。
なら従い、協力せざるおえない。
だがあの段階までなってしまえば、もはや出来ることは無い。
ここは一時退散し時を待つしか無いのであろうか。
やっとあの方への手がかりに出会えたと言うのに...
ですが、ですが、いつかまた会えますよね、いつまでもお待ちしております......。
〇しばらく後の迷宮国家
そこには数え切れないほど沢山の戦士...兵士、騎士、魔法使い、冒険者、勇者、更にはクワなどの農具を持った農民から魔物まで、その他にも様々な者達がひしめき合っていた。
そこに王達...真っ赤な体躯に無数の棘が生えているドラゴン、立派なヒゲを蓄えた老人、見上げるほどに巨大な巨人、そして悪魔の様な角が生えた深緑の肌を持つ魔王が現れる。
その瞬間あれだけ騒いでいた戦士達が静まり返る。
最も多くの兵力を持つ者...代表として、魔王が1歩進み出る。
そして...
「今我らの運命の時が来た!敵は果てしなく強大だ!
だがもし此処で我らが負けたならば世界は破壊し尽くされ、全ての未来は失われるだろう!
我らだけではない、親、子、孫、それどころかこの世界の全生物が惨たらしく殺されるのだ!
そんな事を許してはならない!あってはならない!
逃げる事は叶わない我らに残された道は二つに一つ、繁栄か滅亡のみだ!
次は無い!コレが奴を倒し未来を勝ち取る為の最初で最後のチャンスだ!!
皆の者!!!
未来の為に今ここで奴を打ち取るのだ!!!!!」
そう大きく宣言すると共に
「「「「うおおおおおぉぉおおおぉぉお!!!!!」」」」
戦士達の雄叫びが響き渡った。
一応、数十話先まで話は考えて居るのですが此処からどうしようか迷う所です。
大きく分けて此処から、6通りの話が書けますが。
どれが1番面白くなるかな...?とか悩んでたら限りが無くてヤバイです。
細かな選択肢になると最早数えてられないくらい思いつきますし、どうしようか非常に迷うところ。
選択してしまえば変えられず、しかしどの話も両立は難しい。
ですがどれも面白くなりそう。
ああー、悩みます。
本当、どうしようかなー
あっ、あと順調に行けば次回は『強欲』VS元魔王となります。




