40話 魔王の涙
~前回のあらすじ~
魔王がピンチ
パンパカパーン、やってきましたよ聖国!
「とりあえず聖国の様子、見に行こうか」
「了解です我が君!」
返事早っ!「見に」の時点で返事してたよ。
どんだけ見に行くの楽しみなんだ...
でもね。
「行くのは妾だけ、トーチャーズてめーらはダメだ」
「な、何故ですか!!」
鎌ペストがそう叫び、それに便乗するかのように他の者も呻き声の様なモノを上げる。
「見た目が明らかに人じゃない、人パニック、妾観察出来ない」
「ぐっ...うぅぅぅぅ」
めっちゃ悔しそうだなコイツ、てか泣いてる?
そんな見た目で泣くなよ。
「何がそんなに嫌なの?」
「ヒック...折角会えましたのに離れ離れになるなど!そ、それに!私が居ない間に我が君の身にもし何かあれば、私は!私は!」
むぅ...それ程までに妾は心配なのか?
「大丈夫だって人間風情が何人集まろうと妾が倒される事が、あるとでも?どうしても心配なら『念話』をしても良いし、本当に危ないと思えば駆け付けてくれれば良い。」
「むぐぅぅ...おりゃ!」ベリベリベリィ!
「は?」
「ぜぇぜぇ、こ、これならついて行っても良いでしょうか?」
ありのまま今起こった事を話すぜ!
鎌ペストが気合のかけ声と共にマスクを思いっ切り、グイッと横にずらすとそこには人形の様に可愛らしい黒髪おかっぱの少女の顔が現れた。
何を言ってるか分からねぇと思うが、妾も何が起こったか分からなかった。
いやー、1度言いたかったんだよねこのセリフ!
まあ、妾の趣味は置いといてマジでどうなってんのコイツ...
「何でそんなマスク被ってたの?」
「だって恥ずかしいじゃないですか...それにこの姿は我が君に与えられた物ですし出来るだけ姿を変えたくなかったのです!」
顔を赤くしながらそんな事を言うおかっぱペスト、てか我が君って妾の事だよね?そうだよね?
でも妾。何もあげた覚え無いんだけど、ホント何言ってんのこの子。
「へ、へぇ...そうなんだ」
「はい!それでついて行っても宜しいですか!?」
「まあ、その姿なら付いてきても良いよ...」
「ありがとうございます!」
「だが、他の奴らは置いて行くぞ」
「御意!」
反対の呻き声の様なものが後ろから聞こえたが無視だ無視。
妾が小石躓いてコケておかっぱペストが泣きながら心配したり、虫が妾の方に飛んできたのを見ておかっぱペストがその辺を焼き払ったり、なんやかんやしながらしばらく歩いていると聖国の首都である聖都に着いた。
てか、ペストてめぇ少しは落ち着け。
そしてその聖国なのだが、聖国は特殊な国で首都である聖都が他のどの国よりも巨大であるかわり聖都以外の都市は存在しない。
それは聖国には伝説の聖女によって張られた魔物の侵入を防ぐ巨大な結界がある為である、その結界は中に居る人間の魔力を使い張られていてそこに人が集まれば集まる程その結界は巨大になる
のだ、わざわざ安全な結界の無い場所に住む人間は居ない。
まあその聖女って言うのがカタリナなんだけどね。
で、いざ聖国に入ろうと思ったんだけど問題が発生した。
「あー、やっぱり門番とか居るよね」
「アヤツらの事ですか?邪魔でしたら私が処分致します!」
「おい、待て」
王国は腐り切っていると判断出来たから皆殺しにするつもりだった。
だから門番がいようがいまいが関係無かったんだけど、まだ聖国がどうなっているのか妾は何も知らない。
もし聖国の人間達がマトモな連中だった場合、殺してしまったら後悔する事になる。
妾では死者を蘇らせる事なんか出来ないし...
「普通に通らせて貰えるよう頼んでみる?」
「我が君の御心のままに」
で、普通に歩いて通ろうとしたのだけどまあ案の定止められた
「お嬢ちゃん、どうしたの?ご両親は?」
「迷子かな?身分証とか持ってる?」
2人の門番がそう言った瞬間
「貴様ぁ!このお方を誰と心得るぅ!邪魔をするなぁ!」
おかっぱペストがブチギレる。
「神父服...まさか創神教関係者か」
「も、申し訳ございませんでした!どうぞお入り下さい」
鎌ペストが叫び兵士がその存在に気づいた瞬間、態度が一変した。
何でやねん。
そうして聖国に入り周りを見渡し、しばらく唖然とした妾は確認の為に暫らくあたりを見回し...
妾は激しく嗚咽を上げながら、泣き崩れた
私の書く話は時間が開くと内容を忘れてしまったり、等といったことがあると思って1話事を短くする代わりに出来るだけ早く更新しているのですがどうでしょうか?
やっぱり他の人の書いてる話の様に長い方良いでしょうか?




