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最高峰から最底辺~芋虫の異世界生活記~  作者: 辻井 優
敗北の魔王編
38/52

37話 勇者ェ

~前回のあらすじ~


魔王発狂&ファービー

○勇者's


迷宮国家についた俺達が、最初に確認したのは王国がどうなったかと問うだった。


「王国は!王国はどうなったのですか?」


すると、迷宮国家の王は痛々しげな顔をしながら言った


「全滅だ」


は?嘘だろおい、俺達よりも遥かに強い兵士が何千何万と居たのにこんなにも早く?


勿論他の連中も疑問や怒声、様々な声を上げる


だが...そうかダメだったのか。



今回の事で魔王の予想以上の強さに恐れをなし、戦いを諦め放棄した奴らが何人も出た。


当たり前だ俺らは多少、力を得たが本質的には戦いなんかした事無いただの子供に過ぎない。

怖気付く奴が出るのは仕方ない事だ。


だが俺は違う!


俺は王や剣聖のおっさん兵士の皆、アンタらが託してくれた命、決して無駄にはしない!そんな事は出来ない!



早速、今日から迷宮に潜り鍛える事となった。


だが俺らは特殊なスキルを持ちレベルも上がりやすいとは言え戦いに関しては素人同然だしまだレベルも低い、魔物と戦ったりすれば簡単に死んでしまうだろう。


そこで迷宮に慣れてる冒険者それも高ランクの冒険者が、俺達10人1チームにつき1人付いてくれる事になっている。


これで死ぬ事は、ほぼ無いハズだ。


俺は出来る限り自分を鍛え、強くなる事を決意した。


帰るため、彼等の思いに答えるため、魔王を倒すために。










○聖国 某所


「へい!おはよう!ベルちゃんはどこ!?可哀想に、今すぐ会いに行かないと!!」


私が起きたって事はベルちゃんが帰って来たって事よね!

ベルちゃん!ベルちゃん!



あの時はベルちゃんばっかり可哀想な役割になっちゃったからね!

ベルちゃんは「世界が平和になるのなら妾は構わない」って笑いながら言ってたけど、きっと本当は嫌だった筈だもの!



最も平和を望んだベルちゃんが戦いなんて、したい訳ないもの!


それでも皆の為に頑張ったベルちゃん、マジ天使!



私が会いに行って慰めてあげなきゃ!

あと「ありがとう」って言って抱き締めてあげなきゃ!

ベルちゃん!


「へ?ゆ、勇者さま?」


あ゛?何だこのクソガキ、人を変人みたいな目で見やがって。

ベルちゃん!ベルちゃん!


「コッチからベルちゃんの気配がするゥ!」


ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!待っててねベルちゃん!

急いでソッチに行くからね!!


「は?え...どういう事......」




ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!ベルちゃん!

ベーーーーーーーーーールーーーちゃーーーーーーーーん!!!





良かったね!


人間にも魔王に協力的な人が居たよ!

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