34話 召喚されし勇者(モブ)
~前回のあらすじ~
魔王ヤッベェって思って、勇者召喚したら現れた勇者が多過ぎた
俺、黒岩 爽瑠は学年集会を行なっていた。
どうやら2組の神九 優斗とかいう奴が失踪したらしい。
それで警戒を呼び掛ける為に集会をしているんだとか、全くバカバカしいどうせ家出か何かだろ?
何で関係ない俺達が時間を取られねぇといけねぇんだ。
ジジジ...
ん?何の音だ?
そう思った瞬間突然目の前が光に包まれた。
んで気付いたら馬鹿デッカイ広間に居て、中世ヨーロッパの貴族の様な変な服装の人間達が俺達を見ていた。
はぁ!?何だ何がどうなってやがる!
「貴様ら!王の御前であるぞ!跪き頭を垂れよ!」
俺等を見ていた1人が何か言ってきた、ウゼー何だよコイツ
「良い」
「ですが王!」
ん?王?
「余は良いと言ったのだ、聞こえぬか?」
「ぐ...」
ザマァ叱られてるぞさっきの奴。
「勇者諸君!召喚に応じてくれて感謝する、この大陸は魔王の復活により存亡の危機に晒されている。諸君に頼む事はタダ一つ魔王を倒してくれ!!」
突然とんでもねぇ事を言い出しやがった、魔王?勇者?何言ってんだコイツ。
そう思ったのは勿論俺だけじゃ、無いようで
「あぁ!何で俺達がそんな事しなきゃならねぇんだ!?」
「ふざけんじゃねぇよ!」
「意味分かんねぇ事言ってんじゃねぇよ!」
「勇者召喚来たぁぁぁぁ!」
「魔王と戦う何ていやよ!帰して!今すぐ家に帰して!」
「ヌカポポウ、ついに拙者の時代が来たでゴザル!異世界ハーレムでゴザル!」
おい何かところどころ変なの混ざってんぞ。
「黙れ!身分をわきまえよ!王の御前だぞ!」
今度はさっきとは別の奴が叫ぶ、コイツらこんなんばっかかよ。
異世界パネェな。
「すまないが今は帰す事は無理だ」
おいおいおい、なにいってんだ?
流石に何か言ってやろうと思ったら
「まあ、待て。確かに今は無理だが魔王を倒せば諸君達の世界に帰ることは可能だ。時間も召喚した直後に戻るハズだ。」
ああ?ざっけんなよ、正直こんな奴らの言う事何て無視してぶん殴ってやりてぇ
だが正直今起こってる事が何なのか俺には全く解んねぇし、帰り方も解んねぇ。
チッやってくれたな異世界人、元々俺達に選択肢何て無かったって訳か。
「部下達が鑑定石を持って回る諸君達は並んでソレに手をかざしてくれ勇者達はコチラの世界の住人は持たない特別なスキルや能力を持っているハズだ。その後は兵達が部屋に送り届ける、明日からは簡単な先頭訓練を積んでもらうので心しておいてくれ。」
お?何だ所謂俺TUEEEE的なヤツか?
俺はコレでもアニメとか見てるから多少はわかるぜ?
とか何とか思ってると列が進み俺の順番が回って来た、ふーんエクストラスキル『限界突破』にユニークスキル『異世界勇者Lv.1』ユニークスキル『カツアゲLv.1』ノーマルスキル『異世界言語理解Lv.10』か。
鑑定石とかいうので効果を見た所
『限界突破』が成長限界が無くなるスキル
『異世界勇者』が経験値とやらが通常の1.5倍貰えてレベルが上がりやすくなりスキルを習得しやすくなるスキル
『カツアゲ』が屈服させた後に倒した敵から一定確率でスキルを奪うスキル
『異世界言語理解』が名前の通り今いるココつまり異世界の言葉が解るようになるらしい。
周りの連中を見ていたが、ユニークスキル『異世界勇者Lv.1』とノーマルスキル『異世界言語理解Lv.10』は全員持ってるようだ。
そして一人一つずつユニークスキルを持ってるらしい、そこで気付いたんだがエクストラスキルってヤツを持ってるのは今見ていた限りでは俺だけみてぇだ、面白くなってきやがった。
こうなったらトコトン異世界って奴を楽しんでやろうじゃねぇか。




