33話 勇者召喚
最近クソ暑いです。
皆さん熱中症等に気をつけて下さいね。
○国王
「これより勇者召喚の儀を行う」
勇者召喚には我が国の魔道士達が170年間毎日貯め続けた、膨大な魔力を全て使う事になる失敗は許されん。
「失敗は許されん!始めよ!」
余の合図と共に魔道士達が儀式を始める、その瞬間広間が光輝き余の目の前には300人もの勇者が居た。
「え?」
思わず、声が漏れる。こんなに?前回の勇者召喚では1人だけだったハズだが?
いかん、ワシが慌てていては部下達に示しが付かない。
少し予定は変わるが早く命令を出さねば。
「鑑定石を持って来い、鑑定石により勇者達のステータスを確認し記録せよ」
部下に言いつける、さてそろそろ何が起こったか解らずに慌ててる勇者達に状況を説明せねばな。
「貴様ら!王の御前であるぞ!跪き頭を垂れよ!」
貴族の1人がそう叫んだ。
馬鹿者め、何を勝手な事を。
「良い」
「ですが王!」
「余は良いと言ったのだ、聞こえぬか?」
「ぐ...」
「勇者諸君!召喚に応じてくれて感謝する、この大陸は魔王の復活により存亡の危機に晒されている。諸君に頼む事はタダ一つ魔王を倒してくれ!!」
私が言った瞬間。
「あぁ!何で俺達がそんな事しなきゃならねぇんだ!?」
「ふざけんじゃねぇよ!」
「意味分かんねぇ事言ってんじゃねぇよ!」
「勇者召喚来たぁぁぁぁ!」
「魔王と戦う何ていやよ!帰して!今すぐ家に帰して!」
「フォカヌポウ、ついに拙者の時代が来たでゴザル!異世界ハーレムでゴザル!」
まあこうなるだろうな、勇者達が騒ぎ出す。
「黙れ!身分をわきまえよ!王の御前だぞ!」
すかさず貴族が叫ぶ、はあ全くドイツもコイツも。
「すまないが今は帰す事は無理だ」
再び騒ぎ出す勇者達。
「まあ、待て。確かに今は無理だが魔王を倒せば諸君達の世界に帰ることは可能だ。時間も召喚した直後に戻るハズだ。」
そう言うと一部の者はまだ騒いでいるが、大抵の者は諦めた様で静かになった。
「部下達が鑑定石を持って回る諸君達はソレに手をかざしてくれその後は兵達が部屋に送り届ける、明日からは簡単な先頭訓練を積んでもらうので心しておいてくれ。」
今度は誰も喚かない、やれやれ取り敢えずは一段落と言った所か。




