21話 ワンちゃんとイモムシちゃん
「お前は南の...何のようだ」
「お主に会いに来たのじゃよ、主様コヤツじゃ」
「やあ北部の犬、僕は南部と西部の新たな支配者だ。
お前に尋ねたい事がある。その姿、何があった?」
「どこから声が?姿を表わせ!」
「馬鹿め最初から姿等見せているだろうが、蛇の頭の上だ。それとさっさと質問に答えろ。」
「...これは失礼。
裏切りだ。東の奴が憎き人間共と協力し攻めてきやがった、私は40のオス達を率い立ち向かったが...あの人間共の数と力の前では......クソッ!!あの裏切り者めが!!我らが誇りを捨てたか!」
人間だと?
「おい、敵はどの程度だ?どの様な力を持っている?答えろ。」
「数は2万程だ力もかなり強い、数人の偵察を相手にしただけで、この有様だ。」
「2万じゃと!バカな!それにしてもあのアンデッド裏切りやがったか、どうすれば...」
「落ち着けお前ら、狼よ僕の眷属にならないか?そうすれば敵は僕がなんとかしてやる。」
「馬鹿な、いくらお前が強くてもあの数は無理だ。
だが、だが私達に出来る事は最早無い。お前に頼るしか無い。
少しでも奴らを倒せる可能性が有るのなら、子達を助ける事が出来る可能性が有るのなら。私の全てを差し出そう!だから頼む我らを助けてくれ!」
よし、『救恤』。
《 キラーウルフを眷属化します...成功しました。
称号『魔の森北部支配者』を獲得しました。 》
《 マスター、眷属共に名をつける事を提案します。 》
「『叡智』か?何故だ?何か理由があるのだろう?」
《 はい、名を付ける事で『救恤』の効果によりマスターの力の一部を付与、強化が可能です。戦いがあるのでしたら強化した方が良いかと。 》
その強化とはどういう基準で行われる?
《 マスターのステータス、種族、スキルの強さに比例して強化されます。 》
それで名付けによる、デメリットは僕にあるのか?
《 MPを消費しますが、それ以外は特に無いです 》
あっそう、残念だが僕は今コイツらに名を付ける気は無い。
《 ...そうですか、全てはマスターの御心のままに 》
今ちょっと怒った?何か声にムッとしたような感じがしたぞ?
《 怒ってませんー 》
ふーん。
《 ...チッ 》
馴れないPCってやっぱり少し使いにくいですね。
あ、0時にもう1話投稿しますね。




