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8 エルダとルイザ

どうぞよろしくお願いします。

「カーライル侯爵令嬢、新年おめでとうございます」

「……新年おめでとうございます。カンドール伯爵令嬢。

 御婚約、おめでとうございます」

「ありがとうございます」


 ルイザはエルダに声を掛けた。

 周囲が緊張している。

 王家の新年を祝い合う王妃主催のお茶会だ。

 高位貴族の夫人と令嬢が招待されている。

 

 カーライル侯爵令嬢エルダ。

 カンドール伯爵令嬢ルイザ。

 同い年でどちらも美しい令嬢だと言われている2人だが、今のところは伯爵令嬢のルイザの方が家格は下、しかし彼女はマクダウェル公爵嫡男の婚約者だ。いずれ、エルダより上の身分になる。

 カーライル侯爵家としても、エルダも、マクダウェル公爵嫡男ダグラスとの婚約を望んでいたであろうことは周知の事実だ。

 公爵令息のダグラスはルイザを選んだ。

 

 エルダとルイザは貴族学園の同じ期の卒業生でもある。

 しかし、まるで対のように正反対であった存在であることも、知られている。

 物静かな令嬢でありながら、人を動かす力も持つエルダ。

 生徒会で活動し、身分や家格というものに拘らず下級生からも慕われていたルイザ。

 挨拶はすれども関わることはほとんどなかった。


「カーライル嬢、私、あなたにお聞きしたいことがありますの」


 続けられたルイザの言葉に周囲がざわっとした。

 ルイザはそんな周囲に気づいていて微笑んだ。


「これからこのような場でお会いすることも増えますでしょう?

 一度きちんと、お話ししてみたく思いまして」


 周囲からほっと緩むような雰囲気が伝わってくる。


「さすがマクダウェル公爵家が選んだ才媛!」

「お心遣いね!」

「御自分から折れるとは、気さくなお人柄と言われるだけのことはある」


 ルイザの声掛けに感心するようなざわめきも聞かれた。

 エルダは無表情になってから、頷いた。


「ええ、私もそう思っていましたわ。

 あちらのお席へ」


 話ができるような小さなテーブルへと歩き出すエルダ。

 貴族夫人達と談笑していたオフィーリアが2人の動きに気づいて「エルダ!」と声を掛ける。


「大丈夫よ、お母様。何もしないわ」


 何もしない、とは?

 ルイザはそう思いながら「カーライル侯爵夫人、新年おめでとうございます。ご子息の御婚約おめでとうございます」と挨拶とお祝いの言葉を述べた。


「あ……、ありがとう。

 あなたもおめでとう」


 オフィーリアは新年とも婚約とも、どちらでも取れる言葉をひとつだけ返し、エルダを見やってから、その場を離れて行った。


「参りましょう」


 エルダの呼びかけにルイザはついて行く。

 2人用のテーブルに席を決めると、エルダが座り、ルイザに席を勧めて座らせた。

 今、この場ではエルダの方が格上で、この場を仕切る立場であることを示したのだ。


読んで下さり、ありがとうございます。


近所のヤマダに最近オルフェンズのガンプラがセール品でちょこちょこ並ぶんですよ。

なので時々家族とチェックに寄ります。


今回はなんと!!

バエルが2箱!!


「バエルだ!!」

「バエルがいるぞ!!」

「アグニカ・カイエルの魂!!」

「うわー、どうする!?」


息子とわちゃわちゃ一気に盛り上がりまして、1箱買ってしまいました……。

バルバトス~バルバトスルプスあたりの造形やデザインが、いろんなガンダムの中で一番かっこいいと思うんすわ。個人的に。武器もメイスや大刀なのも良き!


この作品は剣でのバトルシーンはありませんが、けっこうそういうのも好きで他の作品ではそういうシーンを多く書いてる作品もあります。

代表作にしている『逃げる元王女(以下略)』とかが比率多めですかね。

籠城戦に、盗賊との戦い、王城へ来た暗殺者から王族を守るとか。


バエルでテンション上がっていろいろ書いてしまいました。

お目汚し、失礼しました!

これからもどうぞよろしくお願いします。

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