65/263
10月25日 『寒空と不機嫌な僕』
まだ薄暗い冬の朝、外を見るのが実に不愉快だ。理由はない。僕が勝手に思うだけ。
よく夏が好きか冬が好きか論争が勃発するが(そんな頻繁に勃発してたまるか)、僕は断然夏派である。寒いのが苦手だからというのが一般的な理由だが、何か嫌な記憶がある。そりゃ学生時代のトラウマだろと考えてみたが、それとも少し、どこか違う。寒空の朝が苦手な理由は、今の僕よりも遥か昔。ずっとずっと過去の私が何かを知っている。寒い朝が心を抉る。なにかそんなことが、私の頭を支配する。
冬は苦手だ。何かを失った冬だから。
じゃあ夏は上機嫌なのかと聞かれるとそうじゃない。ここ最近の温暖化により超絶機嫌を損ねている。ちなみに一番好きなイベントはクリスマスである。僕ってそういう人間。




