11話 さぁ、我の今を教えてくれ!
さぁ、扉についたぞ。
この扉、大きくなった我でも余裕で通れる大きさをしておる。
一体何が入る想定をした扉なのだ。
まぁ良い。
では入るかの。
─ガタ
前回は入った瞬間に声が聞こえたがどうだ。
『ステータス確認』
来た!
さぁ、我の今を教えてくれ!
『
個体名 未登録
種族名 氷雪王
年齢 0歳
level 57
状態 成体【特殊変異】
筋力:1123 知力:2238 魔力:2530敏捷:1386 幸運:108 魅力:466
スキル
氷魔法lv10 氷結魔法lv10 氷極魔法lv7牙爪術lv7 隠密lv7 魔力技術lv8 環境構成lv- 王権lv -
進化条件
【①一定範囲自分に最適な環境の構成】
【②眷族を一定数増加】
【③lv500到達】
【④別個体の王の討伐】
』
おおおお!
一杯変わっとるぞ!
種族名から変わるのか。
ふふ、氷雪王とな。
バレてしまっては致し方ない。
我は産まれながらに王であったのは最早言うまでも無かったが、こう改めて書かれるのは存外嬉しいものよ。
褒めて遣わすぞ、謎の声よ。
ふむ、我の身体能力が急激に上昇しておる。
この【特殊変異】というやつかの。
その身体能力に耐えうるために急遽成体へ移行したか。
そんなところよの。
“すきる”についてはよく分からぬ。
我ができる事が書かれておるんじゃろう。
後々確認してみるとする。
そして進化が可能になったか。
何やら多いが今すぐどうこう出来るわけではないな。
うむ、やはり確認だけで今何か変わることはないの。
だが我の事を知れるこの場所は恐らく特別な場所。
そう多くこの様な場所があるまい。
この場所はしっかり“まーきんぐ”して外の泉にちゃんとした拠点を建てようではないか。
さて、次はこの子竜だ。
「ぴぃ!」
うむ、今日も元気一杯じゃ。
入り口に立つが良い。
『ステータス確認』
おお、よろしく頼むぞ。
「ぴぃ!」
『
個体名 未登録
種族名 暖雪竜
年齢 0歳
level 3
状態 幼体【仮眷族】
筋力:121 知力:158 魔力:143 敏捷:155 幸運:109 魅力:211
スキル
雪魔法lv1 氷魔法lv1 回復魔法lv1 牙爪術lv1 魔力技術lv1
進化条件 【未確認】
』
ほう、暖雪竜。
暖かい雪とな?
矛盾していそうだが一体どんな種族なのか。
名前が分かっただけでも良しという事にするか。
そして仮眷族のぉ。
恐らく我の影響で特殊変異と似た様な事が起き、今の種族になったのであろう。
ふむ、いや、もう少し大人になってからでよかろう。
眷族にしてしまえば我の家臣という事になる。
そして此奴は自我も儘ならぬ。
勝手に眷族にしたとあっては正しく成長するとは思えん。
今はお主を守るための仮眷族。
己の意思でいつかその時、我に申すが良い。
ふふ、その時は盛大で歓迎しようではないか。
「ぴぃ!」




