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語られるモノ  作者: 百目


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猫と縁がない人

猫と縁のない人。


ちょっと信じられない人が居たんですよね。

猫をちゃんと見た事がない人が居たんですよ。


はて?とは思うかも知れません。


野良猫は勿論、

ペットショップや誰かが飼ってたとか。

何かしろ触れ合う機会はある気はするんですが、

そんな事が全くない人が居たんですよ。


そもそも猫に興味が無いらしいんですが、

どうにも自然の生き物とも全く触れ合う事が無いらしいんですよね、その人は。


だからか「ニャー」と聞いても、

直ぐに猫とは思わないらしく。

そう言った何かしろ生き物程度の認識なんですね。


んでその人はある日、猫に付いて少し関わらなければならなくなったんですよ。


私はその付き合いで猫に付いて色々説明したんですね。

動画やら検索で直ぐ出て来る程度の話でしたが、

何と言いますか色々噛み合わない感じ。


その内、私自信が猫って何だっけ?

ってゲシュタルト崩壊して来ました。


耳や毛色、顔や習性、

個体差なのか本能なのか。

1つ1つ丁寧に丁寧にする程、

パニックして来る感じなんですよ。


まあこれが本当に、

ふざけてるとかじゃなく。

真剣に話してるからこそ、

非常に大変、

ややこしくなってしまった感じはあるんですね。


んでその人は作家さんなんですよ実は、

しかもその後の猫?

みたいな生き物が妙に人気が出ましてね。


よく動物を知らないのに、

ここまで人気が出たもんだと感心しましたよ。


その後、

その人は猫を飼う事になるんですけどね。

心配なので少し様子見するタイミングがあったので。

失礼ながら猫ちゃんは拝見しに、

お邪魔させて貰いました。


元々殺風景の環境だったはずなのですが、

まあ猫の住みやすそうなお部屋になってました。

でもこの飼い主と猫の距離感が妙によそよそしく、

何となく失礼ながら動物に好かれない意味が分かった気がしました。


それからその人が描く猫に関わる話は、

少し変わった奇妙な生き物として。

あの人にとって猫が何なのか、

怖いぐらい分からないとは感じましたね。

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