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語られるモノ  作者: 百目


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30/31

一つのペン

一つのペンがありました。


ある者は全く興味がありませんでした。


ある者は適当に意味もなく、

描いてみました。


ある者は見るもの写し、

絵を描き始めました。


ある者は文字を並べ、

意味を持ちました。


ある者は記録をして、

勉学をしました。


ある者は鋭利なモノとして、

刺したり削ったりしました。


おわり


しかし。

ペンは使い物にはならなくなったが、

今でも語られ続けました。


よくある一つのペンが、

使い回され、どの様に壊れたかは。

このペンが物語っているのです。

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