盲目
視力が治った話ってありますよね?
でもハッピーエンドにはならない時があるのを知ってますか?
そもそも目で見るのって、
とてもとても頭を使うんですね。
色をどれだけ正確に認識するか。
伝わり難いとは思いますが、段差があるのか無いのか。
影を見れば分かるだろうと思いますよね?
でもその普通が全く無かった人からだと、
言葉としての説明と目の前の風景が噛み合わなくなるんですよ。
ゲシュタルト崩壊しやすくなると言えば、
分かりやすいのかも知れません。
もしくは騙し絵を常に見ている様な感覚とも言えますね。
そう言った事で私生活に問題が出始めると、
以前の盲目の頃の生活スタイルに戻っちゃう人も居るわけなんですよ。
目を瞑った方が安心で安全に動けてしまう、
何か色々バグってる気はしますが、そう言った事もあるんですね。
ただ盲目だから当たり前だと思ってた事が、
目の前で噛み合わない時がもう一つあったんですよ。
音って色々な反響があって、
慣れるとソナーみたいな聞き分けが出来ちゃうんですね。
そこで響きにくい場所で、
硬い何かかと思ってた場所があったんですが。
何もないんです。
奇妙な程にここには何も無かったんですね。
都心の隅の方なんですが。
それなりに理由があるかと思いましたが、
私は直ぐに探るのを止めました。
言い忘れてましたが、これは私の話。
調べてないので何なのかサッパリですが、
怖い話としては持ち帰る事が出来ました。




