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88 目覚め

バトン書くのに夢中になってて昨日は書けませんでした。

申し訳ございません。

それでは第88話、お楽しみください!

俺は刀をしまうと三葉に殴りかかった。

しかし三葉はその腕を掴んで俺を一本背負いし、俺を吹っ飛ばす。

そこを貴広が後ろから斬りかかってきた。

俺が『シールド』で受け止めようとすると三葉が後ろから襲ってくる。

「ちっ……」

俺はからだから『蜘蛛の糸』を出して、ちょうど上にいる裕奈にくっつける。

そして糸を使って上に上昇した。

俺に攻撃しようとしていた二人は三葉が貴広の顔面を殴ったことで三葉がけがをせずに済んでいた。

その代わり貴広の顔からは鼻血が大量に吹き出しているが。

その時、上下左右全方向から閃光が飛んできた。

まずい……!

さすがに四つ同時は対処できない!

俺は上に『シールド』を張り、裕奈の血のビームを防ぐ。

間に合うか?

俺はからだを刀に変化させすべての光線を避けた。

そしてすぐに出所不明の二つの光線を出した人物を探し始める。

意外にもそれを出した二人はすぐに見つかった。

一人は弓矢を持った少年、もう一人は槍を持った少年だった。

俺はからだを元に戻すと槍のほうに向かっていった。


《『鑑定』を開始します》


女神様がそう言うとすぐにステータスが現れた。

間違いない。数字つき(ナンバーズ)だ。

俺は刀を右手に顕現させるとそいつに斬りかかった。

槍の男もこちらに気づいたのか、俺にむかって飛んでくる。

先に攻撃したのは槍の男だった。

槍の男は槍を俺のいる方向に突き出して雷撃の槍を繰り出してきた。

それをひょいとかわすと俺は『変形刃』を分岐させて槍の男に向かわせた。

その理由はいくつかある。

まずは近距離戦だと槍とは戦ったことがないこと。

そして、陽動である。

「なっ!?」

槍の男が謎の奇声を発する。

それも無理はない。

なぜなら俺は『蜘蛛の糸』を超細くしてお前を拘束したんだからな。

その時、俺の『蜘蛛の糸』を誰かがスパッと切断した。

そしてすぐに切断した人物は判明した。

空中に忍者のような恰好をした男がいる。

鑑定してみるとばっちり数字つき(ナンバーズ)だ。

そしてそれの後ろもう一人いた。

一瞬、影分身か!? と身構えてしまったが鑑定してみると別人だった。

これで十二賢人が全員揃ったことになる。

しかしその時は誰も気づいていなかった。

十二賢人全員が揃うという、その意味を。


《『|天の加護《パーピュラシステム』100%稼働可能です。起動、確認しました》


天空になびく赤い髪に、赤い瞳。

その人物が持つのは血のように赤く染まった刀と呼ばれる武器。

それを知る者は誰もが恐怖にからだを震わせた。

「ルーナ……?」

ファブリスはルーナの明らかにおかしい姿を見てそう呟く。

それと同時に何が起こっているのかも理解してしまった。

「ついに目覚めてしまったか……。『千年越しの悪夢』が!」

世界滅亡への道のりの幕は切って落とされた。

それを食い止めるために龍神は悪夢に立ち向かう。

その敵が例え自分の愛する者だったとしても。

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