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68 スリジエと神様

俺はスリジエにむかって急加速した。

秋なのにどうして桜なんてもんがあるんだろう……?

ま、いっか。

俺はスリジエに近づく。

と、その時。

「うわっ」

俺はスリジエのほうから飛んできた光線を避ける。

なんだ?なんだ?

俺は光線の飛んできた方向を見る。

そこが一瞬、光ったかと思うと次は矢の形をした炎が飛んできた。

俺は『シールド』で防ぐと飛んできた方向にむかう。

狙撃手か……

俺は狙撃してきた理由を考える。

まず、ここには龍神がいたから聖地を守るという目的。

次に俺個人を狙っての狙撃。

まぁどちらでもいいけど。

違う方向から水の狙撃が来る。

俺は『シールド』で狙撃を防いだが、勢いが強すぎて吹き飛ばされる。

移動が早い……!

俺は何とか体勢を立て直すと『預言』を使って次に来る場所を特定した。

しかしもう既に狙撃手は到着しており、狙撃が飛んでくる。

俺はそれをひらりとかわすと『伸縮刃』で狙撃手の足を止める。

いける!

俺は狙撃手のもとに急加速した。

すると狙撃手は新たな矢を放ってきた。

そんなことをしてにも俺には……

炎の矢が途中で分岐する。

マズイ。逃げ道が塞がれた。

俺は『シールド』で防ごうとするがすべては防ぎきれなさそうだ。

ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい……

俺は恐怖のあまり目を瞑る。

その時、俺に天使が囁いた。

まだお前は戦えると。


天の加護(パーピュラ)システム50%のみ稼働可能です。起動、確認しました》


背中から赤い翼が生える。前よりも大きい。

その翼が俺を包むと炎の矢をすべて弾いてしまった。

俺は音速にも近いスピードで狙撃手に近寄る。

そして刀を狙撃手に振り下ろした。

しかしそれは狙撃手の顔面の一歩手前で止まる。

「……真剣白刃取り、だと!?」

俺が驚愕しているとその狙撃してきた人物が話しかけてきた。

「いけませんねぇ。こんなにも可愛い乙女をそんなもので斬り殺そうとするなんて」

その人物は少女だった。

その口元はにやりと笑っている。

「そもそもアンタが攻撃してきたんだろ。正当防衛だ」

俺が言い返すと少女は笑いながら言葉を返してくる。

「ところでファブリスさんは見つかりましたか?」

俺の眉がピクリと動く。

「なぜその名前を……」

「さぁなんでだと思いますか?まぁ、あなたにはわからないと思いますけどね」

なんかムカつくな……

でもこいつが何者なのかすごい気になる。

俺が答えられずにいると少女はニヤニヤとしながら口を開いた。

「しょうがないですねぇ。特別に教えてあげましょう。私はこの世界の神様なんですよぉ」

「嘘つけ」

俺は反射的にそう言う。

本当に神様ならなんかオーラっていうか、神聖ななにかがあるはずだ。

「それが本当なんですよねぇ。実際にあなたの想い人の名前も知っていますし、あなたの名前も知っていますよ?」

「想い人って……。ファブリスは俺のそういう人じゃ……」

俺が呆れ半分に少女に言うと少女はまたも笑いながら答える。

「まぁいいでしょう。それよりなにか聞きたいことはありませんか?」

そう言って俺に尋ねてくる。

「じゃあ神様……」

俺は一呼吸してからその言葉を言った。

「たしかに異世界転生させてくれとは言いましたがなぜ刀なのでしょうかッ!?」

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