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42 来訪者

昨日、間違えて第41話を14時に投稿する予定が次の日の14時に投稿する予定になっていて慌てて18時に投稿しました。

これに気付いたとき、私は画面の前で発狂してましたwww

(東質晃は時間をしっかりと守りたいというタイプなのでミスったら発狂してしまうのだ!)

では第42話、お楽しみください!

俺はいま、屋敷の応接間にいる。

そしてそこには獣人(ワービースト)の長老となぜか蜥蜴人(リザードマン)の長、そしてムシュフシュの長がいた。

二人とも長というわりには若そうに見える。というか二人ともイケメンだ。

蜥蜴人(リザードマン)の領地とムシュフシュのフレアはニュードラグーンのすぐ近くにある。

その関係でいままで色々とあったのだろう、と俺は推測した。

「貴様らとは今後一切商売の取引以外に関わらないという条約を結んでいるはずだ。それなのになにをしに来た」

獣人(ワービースト)の長老が二人に問いかける。

それに答えたのはムシュフシュの長だった。

「我々がここに来た目的は同じです」

「その目的とは?」

ファブリスがムシュフシュの長に尋ねた。

「我々の目的はこの獣人(ワービースト)の里…いえ、ニュードラグーンの傘下に入ることです」

「ほう…」

俺が蜥蜴人(リザードマン)の長を見ると彼は大きく頷いていた。

「だが蜥蜴人(リザードマン)はいいとして、なぜ神聖な龍ムシュフシュ領の大国のフレアまでも俺たちの傘下に入ろうとしているんだ?別に俺たちの傘下に入ってもメリットはないだろう」

ファブリスが疑問を提示するとムシュフシュの長はキリッとした表情で答えた。

「それはあなたが『龍神の剣』の使い手だからであります」

「『龍神の剣』…」

「はい。我が国は龍神に仕えるものと昔から決まっています。そして『龍神の剣』を持っているあなたは私たちの主にふさわしい」

「ひとつ聞いていいか?」

「はい。なんでしょうか?」

「俺たちは『龍神の剣』を持っていると公表していない。それなのになぜこれの存在を知っている」

そう言うとファブリスは自分の手元に『龍神の剣』を顕現させた。

ムシュフシュの長は神聖なものを見るような目つきでそれを凝視するとはっと我に返り、謝罪の言葉を述べた。

「実は獣人(ワービースト)の里があった場所に街ができたという報告があり、調査隊を送らせていただいたのです。そこでちょうど戦闘を目撃いたしました」

「それで『龍神の剣』を見たと?」

「はい。そこのお嬢さんの戦闘も拝見させていただきました。彼女もなかなかの強者ですね」

そう言いながらムシュフシュの長は俺に視線を向けてきた。

(なにジロジロ見てきてんのさ。気持ち悪い)

俺はムシュフシュの長を軽く睨む。

「このお嬢さんはあなた様の配偶者かなにかで?」

「いえ、彼女は…」

俺はファブリスが答える前に腕を掴み胸を押し付けた。

「私はこの人の、こ、恋人だ」

「(お、おい!)」

俺の突然の言動に慌てているのかファブリスは小声で話しかけてきた。

「(静かにしてろ。しばらくこうさせてくれ)」

俺がそう言うとファブリスは黙った。

二人とも僅かに顔を赤らめている。

「そうでしたか。私ももうそろそろ誰かを妃に迎えたいと思っていたのですがもう相手がいるなら仕方ありませんね」

(こいつ、やっぱりそういう目で俺を見ていたのか。顔はイケメンでも気持ち悪い)

俺はこいつに絶対的な嫌悪感を抱いていた。

俺は再びムシュフシュの長のことを睨む。

「おやおや、どうやらそちらのお嬢さんに嫌われてしまったようですね」

そう言うとムシュフシュの長は苦笑する。

それを無視してファブリスが口を開いた。

「さて、ではいまから国の未来について話し合おうか」

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