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104 再会

「……っ!」

俺は反射的に『吸収』を発動した。

そしてその膨大なエネルギーをわが物にしていく。

それを全部、こいつに回してっと……

俺は奪い取った魔力を光線ライフルに注ぎ始めた。

徐々に銃口に巨大な魔法陣が展開されていく。

そろそろか……

俺は魔力を注ぎ終えると、そのトリガーを引いた。

魔法陣から巨大な光の弾が出現する。

それは大きく膨らむと怪物に向かって勢いよく飛び出していった。

耳元を発射した反動で流れてきた爆風がかすめていく。

それと同時にその巨大な光の弾が怪物を貫通した。

断末魔の叫びが聞こえたかと思うと次には怪物は地上に向かって真っ逆さまに落ちていった。

そうして落ちていく怪物を俺は驚きの目で見つめる。

うっひょ~! 威力エッグッ!

「「ォオオオオオオオオオ!!!」」

二体の怪物が両方から襲ってくる。

それも俺に一直線に。

「ほい」

俺は二体の怪物をギリギリまでひきつけると上に浮上した。

すると怪物は互いにぶつかって落下してしまった。

こいつら同時に俺に襲い掛かってこうあるってこと、わからなかったかな?

俺は鼻で笑いながらそう思う。

最後にファ〇ネルで怪物に止めを刺してから俺は次の獲物に取り掛かろうとした。

その時、俺の目の前に誰かが立ちふさがった。

「おやおや、お久しぶりですねぇ」

その人物はかなり気持ち悪い語尾で話す少女だった。

俺はこいつのことを一度も忘れたことはない。

「クソ女神……」

そう言うと少女は「ふふふ……」と笑う。

憎い。

そう憎いのだ。

こいつの顔を見た瞬間に憎いとしか感じなかった。

「やだなぁ、そんな顔しないでくださいよぉ。私とも数年ぶりの再会じゃあないですかぁ」

「お前なんか知らない」

「そんなこと言わないでください。泣いちゃいますよ?」

そう言ってクソ女神は泣く真似をする。

「勝手に泣け、クソが」

「うっわあ、ひっどーい!」

「うるさい。黙っとけカス。その口を開けるなカス。死〇カス」

「……さっきよりも酷くないですか?」

「口を開けるなと言ったはずだッ!」

俺はそう怒鳴ってクソ女神にライフルの銃口を向けた。

「殺せますか? あなたに、私が」

「やってみせる!」

俺はライフルのトリガーをカチッと引いた。

銃口から光線が飛び出る。

しかしその光線をクソ女神は軽々と避けるとライフルの腹を蹴った。

「ちっ……」

俺はライフルを捨て、刀を抜いてクソ女神に斬りかかる。

というのも先程のクソ女神の蹴りでライフルが曲がってしまい、ライフルが使い物にならなくなってしまったからだ。

「よっ……」

クソ女神は刀を簡単にかわすと口のなかでなにかを呟いた。

するとクソ女神の目の前に魔法陣が展開され、それがスライドしていった。

その魔法陣は俺のまわりを囲み始める。

嫌な予感がするのだが……?

そう思っていると魔法陣からチェーンのようなものが飛び出した。

ほらね! これ例のアレだよ!


《『天の加護(パーピュラ)システム』起動、確認しました》


その音声と共に俺のまわりにいくつものシールドが現れた。

そのシールドにチェーンが当たって、俺を守ってくれる。

そしてファ〇ネルでチェーンを壊すと俺は再びクソ女神に襲い掛かっていった。

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