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ダンジョンコアを見つける

拙い文章ですが読んで頂きありがとうございます。

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「いてて……はっ!?皆……無事?」


一応落ちている最中に妄想召喚で強化魔法と防衛魔法の融合《絶対(アブソリュ-ト)防壁(ウォ-ル)》を唱えたのだが全員の無事は確認できていない。


『ワタシは大丈夫です。』

『ワレも大丈夫であります。』

『ボクも大丈夫だよー!あははは』

チビ、クロ、ヒカリは元気そうだ。


『ソレガシも大丈夫でござる。』

『アタイも大丈夫よぉ~ん♡』

『オレも無事ガウ!』

ジークもライゴもガウも大丈夫そうで何よりだ。


『アリスは大丈夫でございます。』

『アリサも大丈夫でごさいます。』

『私も怪我はありません!大丈夫です!』

アリス、アリサ、エリーゼも無事な様だ。


『オレサマも平気だぜぇ?ジュリアンテも平気っすって言ってやがるらぁ!ラッハッハー!』

テイラー&ジュリアンテも無事な様だ。多重人格者がこんなに人格を行き来しても良いのか?と謎に思うが本人は気にしてない様子だ。放っておこう。


「よかったぁ……みんな無事で。念の為回復しとこっか?ここがまだ何処かも分かっていないし。」


『それならオレに任せてガウ!《範囲(エリア)回復(ヒール)》』


ガウを中心に緑色の優しい光が周囲を包む。手や足にあった擦り傷は消えていった。


「ガウありがとう!」


皆口々にガウにお礼を言いガウは頭を掻きむしりながら顔を赤くし照れていた。何とも微笑ましい光景だ。


「じゃこのままって訳にも行かないしこのまま探索しようか……?元の道にも戻れそうに無いし。」


上を見るとかなり落下していたのが伺えた。まるで奈落の底の様だったが周囲の状況がそれを打ち消していた。


周囲にはぼんやりと光る鉱石が散りばめられていて壁が色とりどりの光を放っている。形状もひし形や丸など特には決まりがなくランダム。大きささえも1mをゆうに超える物も存在していた。とても綺麗だった。まるで現実と異世界の狭間に来たようなそんな……



──ここはもしかして……亜空間?


亜空間──それは現実と異世界の中間に存在すると言われる空間だ。


召喚獣は亜空間から召喚されていると考えられていた。まぁ実際は違うのだが調べるすべもなく誤解を生んでいた。


ではなぜここが亜空間だと思ったかだが──見たことも聞いたことも書物にも記されてない鉱石の数々があったからだ──


発光石自体は珍しいものでは無い。それはどこのダンジョンでもよく見かける鉱石のひとつ。しかしその光は無色。発光する原理は完全に解明されて無いのだが、自然界に漂う魔力を吸っているからとされているのだ。


魔力──それは無色透明だ。


もしも魔力に色があったのなら世界はその色に染まっているだろう。魔力は無色透明。これが常識だ。


ではなぜこの鉱石が色とりどりの発光をしているのか。謎である。アレンには鑑定スキルなんて便利なスキルは無い。調べようがないのだ。だから亜空間なのかと錯覚したいた。


「この鉱石見たことないし……ここって亜空間?」


『アレン様?それは違うと思います。』

『ボクの運で新種の鉱石発見しちゃったのかな?あははは』


もしかしたらそうなのかもしれない。運要因ヒカリは運9999の持ち主だ。ギャンブラーの天敵だ。泣いて逃げ出すこと間違いない。


『アリスとアリサが鑑定しますわね?鑑定。』


アリスとアリサは手を取り合い鉱石に向かって手をかざす。


──鑑定


蒼輝鉱石

深い海の様に蒼く輝く発光石。2万年以上の長い歳月を経て到達する発光石の最高級品。

別名 《賢者の石》と呼ばれ持っているだけで徐々に魔力を回復する。潜在魔力を失うと同時に価値も輝きも失う。


翠輝鉱石

鬱蒼と茂る森の様に翠色に輝く発光石。魔物達の魔力が精製過程で混入する事で非常に稀に創られる天然の鉱石。

別名 《魔還の石》と呼ばれ転移魔法陣を描く際に用いられる。


ちなみに転移魔法陣は数百年前に失った技術。古代人のみが操ったとされる禁忌の魔法だ。


朱輝鉱石

血液の様な深紅に輝く発光石。魔獣の血液を凝縮し300年以上かけ結晶化する。大きさよりも色の深みで価値が変わる。

別名 《魔女の石》と呼ばれ砕いて袋に詰めると朱輝鉱石の潜在魔力に応じて物量を無視したマジックバックの原料となる。


黈輝鉱石

伝説の生物アダマンタイトの目玉によく似た黄色の発光石で、中心に真っ赤な縦長の瞳孔の様な文様がある事が特徴。しかしアダマンタイトの目玉ではない。黄色の部分は魔素で構成され中心部は逃げ場を失った魔素が更に凝縮され変色したものである。

別名 《亀姫の石》と呼ばれ、なんびとたりとも破壊できない程の魔障壁を1度だけ張ることができる。


「……何か凄い所に来たみたいだね?この鉱石ちょっと貰っていこっか!……てか!アリスとアリサって鑑定出来るんだ?有能じゃん!」


アレンはアリスとアリサの頭に触れるとわしゃわしゃと少し乱暴に撫でる。


『『わわ!ご主人様!……何たるご褒美……

至福でごさいますぅ~』』


双子の様に揃った声で頬を赤らめ恍惚の表情をしていた。この子達洋人形なんだけどな?おかしいな?


アレン達は鉱石を慎重に採取しアレンがかつて《郢曲(えいきょく)》を首になった時に貰いうけた《ズモーンの皮を鞣した皮袋》に朱輝鉱石を砕いて入れてみる。朱輝鉱石は周囲に腐るほどある。物は試しだ。


──砕いた朱輝鉱石を入れた瞬間だ


皮袋が赤く光る──刹那。


茶色い皮袋が真紅に染まる──


どうやら成功?の様だ。


マジックバッグ化した皮袋に他の輝鉱石を入れてみる……重たくない。しかもとんでもない量入る。これはまさにマジックバッグ完成の瞬間だった。ちなみに現存するマジックバッグは世界に3個のみ。厳重に国家の宝物庫に保管され戦時中に使用される軍事品である。そんな事は露も知らずアレンは便利なマジックバッグを仲間と喜び分かち合う。


さて周囲の状況を整理しよう。輝鉱石の採取はあらかた終了済みだ。


アリスとアリサは探知系の特技をプログラミングされた古代アーティファクトだったようでマッピング機能を備えていた。これからのマッピングを頼む予定である。


輝鉱石があったエリアから少し移動すると周囲には転移罠が大量にある事が分かった。


これはアレンの斥候経験による長年の勘とアリスとアリサの探知特技を合わせた結果である。


「ここは転移系の罠が多いね。俺が先頭を行くから隊列を乱さず俺の歩いた所を歩いてきてくれるかい?あと無闇矢鱈に物を触らないでね?宝箱も触っちゃダメだ……って言ってる傍からヒカリ!」


ビクッとなるヒカリ。壁に埋まる7色に光る鉱石に手を触れようとしていた。いや。今注意したよね?マジで辞めて?


『ご、ごめんなさい。レン様。でもこれ綺麗で……』


まぁ綺麗なことは認めよう。7色に光る鉱石は見る角度によって色を変える。紫外線で光るアンモライトクリスタルに似た鉱石だ。俺はアリスとアリサに鑑定を依頼した。


──鑑定


ダンジョンコア

ダンジョン最深部に存在するダンジョンの核。周囲にあるあらゆる《魔素材》を取り込み成長する。成長限界に達するとモンスターパニックを引き起こす。現在87%成長済み。


『ご、ご主人様!これヤバいです!ダンジョンコアですよ!』


「『『『『ええっ!!!』』』』」


その事実に全員が驚愕し、困惑した。アレン達はダンジョン最深部まで落ちていたのだ。此処は正真正銘の奈落。本来なら到達することも帰還することも出来ないダンジョン未踏の地。そんな奈落へ運が良いのか悪いのか到達してしまったアレン達であった。

拙い文章ですが読んで頂きありがとうございます。

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