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アレンのステータスの秘密

『す、すみませんアレン様……突然の大軍勢に手こずってしまいまして……あと1体変なやつがネチネチ嫌な攻撃してくるんです。』


チビが苦虫を噛み潰したよう顔で謝罪する。チビの盾は大きく凹み装備もボロボロ。9999の防御力を看破する魔物が居たということなのだろうか。そうでなければ満身創痍になるはずないのだが、、、


終焉(エンドオブ)世界(ワールド)


何処からか声が聞こえてくる。俺の召喚獣達では無い。


チビは咄嗟に俺達の前に出る。《絶対防御》


チビのスキル絶対防御はあらゆる攻撃を無力化しダメージを受けないと言う物だ。これなら安心……では無かったようだ。


黒い十時の閃光が盾に当たるとチビが弾け飛ぶ。そのまま洞窟に激突する。


「チビ!」


洞窟の壁にめり込んだチビが床にズリ落ちる。アレンは周囲の魔物をものともせずに吹き飛ばすとチビの元へ駆け寄った。


「大丈夫か?」


『…は、はい……何とかですけど。ゴホッゴホッ……』


「なんなんだ?あの攻撃は?」


『分かりません……ただ防御がほぼ無効化されてしまうのです。あの黒い閃光はヤバいです……』


アレンがはじき飛ばした魔物たちがチビとアレンに群がり始める。


「クソ……こんな時に……」


「もう時間がない……か」


他の仲間達の安否も把握しきれていない。これは不味い状況だ。


「ジュリアンテ!お前はあの黒い閃光を放つ奴を頼む!俺はその他を殺る!」


少し離れた位置から声が上がる。


『君主様!アッチにお任せあれっす!』


「貴様らの相手は俺だ!妄想召喚……(セイント)なる流星(メテオ)!」


アレンは出来ると思っていた──


妄想召喚士──


それは──妄想し合体した獣を召喚する職業?──否!


妄想召喚士──


それは──明確に妄想出来れば神さえも超越した万能ジョブ──魔法融合──スキル融合──ジョブ融合──物体融合──その全てが可能だと──


今アレンが行使したのは──魔法融合だ


(セイント)なる(レイ)》と《流星弾(メテオ)》の合体──


イメージしたのは──聖なる光が流星のように魔物たちのみに突き刺さる姿だ。


グォォオオオオ──ギャァァアアアアア──


周囲に発生していた魔物という魔物は眩いほどの光線に串刺しにされ内部より焼かれ呻き声を上げながら朽ち果てる。その光景は凄惨でまさに地獄絵図だった。特に耐久力の高い魔物は悲惨だった。止め処無い光線が容赦なく突き刺さりハリネズミのようになっていた。可哀想に。と言ってもチビ達を痛めつけた罪は重い。許しを乞われても串刺しにしてやる。


アレンのとっての仲間とは──


背中を預け信じられる存在──


そして──


損得無く護るべき存在だ──


アレンは《郢曲》に裏切られた──


仲間にゴミのように捨てられた──


そして誓ったのだ──


これから先仲間になった者には全幅の信頼を誓うと──


そして命をかけると──


決して裏切ることの無い──決して裏切られることの無い契──


それが召喚だから


召喚士と召喚獣それは雇用主と雇用者の様なもの。言わば利害の一致に成り立つ契約だ。護られる召喚士。命を賭け体を張って護る召喚獣。その関係にアレンは嫌気が差していた。


召喚士と召喚獣が平等なんて有り得ないけれど……せめて同じ志で命を賭けるのだとアレンは決めていた。仲間なのだからと。


故に仲間を傷つけられる行為をアレンは許せなかった。妄想召喚して初めての出来事。召喚獣立達ですら予想だにしてなかった出来事。


アレンの惨殺行為──


圧倒的な殲滅力──


召喚獣全てを足してもまだお釣りが来るほどの魔力量──


召喚獣達はこの時気づいた──


アレンのステータスを知らない……と

拙い文章ですが読んで頂きありがとうございます。

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