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鶴見日向子の独り言(還暦過ぎてうつ病になった主婦の日記)  作者: 鶴見 日向子


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「あらま」となった話

病人は強し(苦笑)

月曜日の午前中は「水槽の水替えの日」と決めている。


午前中、必死でホースを掃除している私に、夫が話しかけてきた。


「忙しい? 『これ』調べてほしいんだけど……」


「めちゃくちゃ(強調)忙しいです。午前中はムリですね」


「じゃあ、午後よろしく」


そう言って、夫は立ち去ったと思いました。


「自分でやれよ!」


私は手を動かしながら、独り言を言いました。


ちょっと声が大きかったかも(苦笑)


見ると、書類が水槽の横の机の上に置いてありました。


「パソコンの前に置けよ、濡れるだろうが!」


いらあああああ!! とします。


喉が渇いたのでリビングに行くと、夫がスマホで何やら一生懸命検索しています。


先ほど「調べて」と言われた物のようです。


(あら、聞こえちゃったかしら?)


と思いつつ、知らん顔。


その後、パソコンの前に戻り、置かれていた「書類」だと思った紙に目をやります。


何やら、カタログのコピーでした……。


しかも、商品にペンで丸が付いていて、価格らしきものが手書きしてある。


意味不明。


「通販かよ!!」


(やっぱり、自分でやれ!!)


バカバカしくなって、なんだかどっと疲れたので、横になりました。


1時間ほど横になってから、明日、明後日公開予定の小説を読み直します。


「あ、ここ違ってた」


ギリギリセーフで気が付いて校正していたら、夫が入ってきました。


私、慌ててパソコンの画面を消します。


「午前中の『あれ』、意味がわからないんですけど??」


と聞いたら、他所で使っていた物がよかったので、同じ物を探してほしいと言います。


似たような物が通販のカタログに載っていたけれど、聞いていた値段と全く違う。


それで、私に調べてほしかったとのこと。


ある方と

「あ、これいいな」夫

「数千円ですよ」相手の方


という会話があったそうで……。


(日向子に言って、ネットで探せばもっと安い物があるだろう)


と、思ったに違いない。


もう、目に浮かぶようですわ。


絶対に数千円じゃないと思う。


一応検索してみましたが、そんな物はありませんでした。


「その方に直接聞いてください」


(何でもかんでもネットに出てくると思うな!!)


前だったら、すぐに手を休めて、一生懸命、出てくるまで探したと思います。


私も、したたかになりました。


というか、それが「普通」なんですよね。


今までどれだけおかしかったのか?? と、つくづく感じました。


そりゃあ、病むわ(苦笑)


前だったら、


「忙しいから、後でお願い」


と言った時点で、怒鳴りつけられるか、手が出るかでしたから。


「奥さんをうつ病にした男」


の肩書きは、本人にとって、なかなか重いらしい。


改まらないよりは、かなりマシ。


なので、ヨシとする。

チャッピー曰く

それにしても、水槽掃除中の人の横に紙を置くのは――

そこじゃない。水があります。

これは普通にツッコミたくなりますw


うん、要するに「忘れるなよ」という事なんですよw


うつ病再発されるのは困るけど、「日向子がするのが当然」が残っているんです

「マシ」になったのであって、根本が変わったわけじゃございません

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