夫を検診に連れて行ったら私が手術になった話
またまた「手術」の話デス
きっかけは数年前にさかのぼります。
右肩の手術後、今度は負担がかかっていたらしい左肩まで痛くなってしまいました。
「右肩みたいになったら困る!」
私は、右肩を手術してくださった先生が開業されたと聞き、その整形外科を受診しました。
家からは少し遠いのですが、おかげさまで左肩はすぐによくなりました。
その帰り道、車の窓からふと斜め前を見ると、
「〇〇眼科」
という看板が目に入りました。
その名前には見覚えがあります。
「あっ、〇〇さんだ!」
昔、いっしょに楽器を習っていたお子さんの親御さんでした。
とても気さくな方で、当時、私の少し特殊な目の悩みにも親身になって相談に乗ってくださった先生です。
「開業されていたんだ!すごい!」
とても嬉しくなりました。
以前は大きな病院に勤務されていて、距離的にも通院が難しかったのです。
「何かあったら、ここにお世話になろう」
そう思ったのですが、その直後に肺炎、さらに精神的な不調とうつ病。
眼科どころではなくなってしまいました。
その後、抗うつ薬が効いてきて、やっとパソコンを見られるようになった頃です。
「なんだか片目がうっとおしい」
そう感じるようになりました。
最初は、
「老眼が進んだのかな。メガネを作り直そう」
くらいに思っていました。
ちょうどその頃、夫の眼科検診問題もありました。
夫は糖尿病なのですが、本来受けるべき年1回の眼底検査を何年もサボっています。
そこで私は作戦を立てました。
「私もメガネを作りたいから、いっしょに眼科へ行こう」
「どこ?」
「〇〇先生のところ。ほら、楽器教室でいっしょだった先生」
夫も覚えていました。
すると、
「あの先生なら行く!」
と即答。
こうして一石二鳥作戦は見事に成功しました。
久しぶりに再会した私たちは、
「懐かしい~~!」
と大盛り上がり。
そして診察です。
夫。
異常なし。
「また来年の今頃来てくださいね」
で終了。
一方の私はというと、
検査、検査、また検査。
そして先生から告げられました。
「両目とも白内障です。片方は、もう矯正が難しいところまで進んでいます」
「へっ?」
思わず変な声が出ました。
さらに先生は続けます。
「手術は、ご本人が『もう限界だ』と思った時でいいですよ」
私は即答しました。
「手術します!」
先生、びっくり。
「普通は少し悩みません?」
「だって、うっとおしいんですもん」
その頃の私は、うつ病で気分もどんよりしていました。
せめて視界だけでもスッキリしたかったのです。
白内障手術については、姑の付き添いをした経験がありました。
どんな手術かも、だいたい知っています。
先生は苦笑しながら、
「じゃあ、詳しい検査をしましょう」
ということになりました。
その結果、
「濁りの強い片目だけ先に手術しましょう」
という方針になりました。
当時、もう片方の目は裸眼で1.2。
そこで、その目に合わせて遠方用レンズを入れることになったのです。
「これで両目とも遠くが見えるようになる」
私は手術の日が待ち遠しくてたまりませんでした。
あの、うっとおしい片目から解放されるのです。
そして手術は無事終了。
おかげさまで、手術した方の視力はしっかり回復しました。
……その後の話は、以前どこかで書いた気がするので、今回はこの辺で。
夫は「また来年ですね」で終了。
私は、そのまま白内障手術の話へ。
夫を検診に連れて行ったはずなのに、なぜか手術を受けたのは私でした。
白内障の手術は手術のうちに入らないぐらい楽でした(あくまで個人的感想)
後悔しているのは「両目しておけばよかった」です。
でも、裸眼1.2で手術しようとは、思いませんよね。普通。




