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鶴見日向子の独り言(還暦過ぎてうつ病になった主婦の日記)  作者: 鶴見 日向子


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五十肩とゼルダの伝説

いい事もありましたという話

五十肩で悩んだ話を書きましたが、今回はよかった話も書きたいと思います。


右肩拘縮で楽器を弾けなくなった私。


それまで時間があれば楽器の練習をしていたので、その時間が丸々空いてしまいました。


時間が余る……


「ゲーム機でも買おうかな」


レッスン代も払わなくなったし、楽器の消耗品を買う必要もなくなった。


「その分、ゲーム機に回してもいいだろう」


息子が他県へ進学する前は、一緒にゲームで遊んでいました。


(というか、息子より私の方が夢中になっていた気がするw)


楽器を再開してからは、ほとんど遊んでいませんでした。


ある日、電気屋へ行くと、「Switch」なるものが置いてありました。


「何ですか? これ?」


「新しいゲーム機ですね。ちょうど入荷したところです」


値札を見る。


「高っ!!」


でも、そのゲーム機の形を見て私は考えました。


「これ、タブレットの代わりになるのでは???」


タブレットだと思えば、むしろ安いのではないか。


そう考えて購入しました。


何の知識もなく、本当に偶然です。


そして、


「何のソフトにしようかなあ……」


と考えて、人気だという


『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』


のダウンロード版を買いました。


ところが、すぐ遊べると思っていたのに、ダウンロードに数時間かかりました。


今でも「なぜ?」と思っています(笑)


最初は何度もリンク君を高いところから落としてゲームオーバーにしていましたが、だんだん慣れていきます。


そうしたら、もう止まらない(笑)


ちょうどその頃は、YouTubeでも攻略動画が出回り始めていました。


楽しいったらありゃしない。


プロコンも買ってきて、一日何時間遊んだことやら。


右腕の下には肘掛けを置いていたので、右肩に響くこともありませんでした。


本当に慰められました。


あのゲームは、私にとって「神ゲー」です。


精神的にかなり落ち込んでいた気持ちを浮上させてくれました。


結局、ほかのゲームも何本か買いましたが、あれ以上夢中になった作品はありませんでした。


まあ、やることをだいたいやり尽くして、少しずつ離れていったのですが。


その後、周りの人たちが


「Switchが手に入らない」


とぼやいていたので、自分だけ遊んでいるのが少し申し訳ない気持ちにもなりました。


私は本当に運がよかったのだなと思います。


ゼルダの続編が出た時は町内会長をしていて、


「町内会長が終わったら、またやろう」


と楽しみにしていました。


ところが、その頃には精神状態が不安定になっていて、


「もういい」


となってしまいました。


うつ病になり、何もできず、ベッドの上でただ天井を見つめていた私に、


「ゲームがいいんじゃないか? 好きなだけやっていいぞ」


と夫が声をかけました。


きっと、私がどれだけ夢中になって遊んでいたかを覚えていたのでしょう。


今は視力の関係で、画面を見続けるゲームはちょっと難しくなりました。


それでも、あの時の楽しさは大切な思い出です。


ありがとう、任天堂さん。

だんだん、楽しかった記憶が出てきているのは、すごくいい兆候じゃないかと自画自賛(笑)

本当に楽しかったです。

視力の問題がなかったら、また初めていたかも(笑)

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