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鶴見日向子の独り言(雑談)  作者: 鶴見 日向子


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13/13

デパスとの闘い

10年ぐらい前の話かなあ・・・です

デパスという薬があります。


安定剤の一種で、不安を和らげたり、眠りを助けたりするために使われるそうです。


私は関節の痛みで眠れなかった時期に、整形外科で処方されました。


ところが、数日飲んでも眠れない。


痛みにも効果を感じません。


「私には合わないのかな」


そう思っていました。


ところが、不思議なことがありました。


なぜか気持ちだけは落ち着くのです。


ほっとするというか、安心するというか。


不安が少し和らぐような気がしました。


気が付くと、薬が減っていくことが不安になっていました。


そんな時、デパスには依存性があるという記事を目にしました。


「えっ?」


私は慌てました。


効果を感じていないのだから、やめた方がいいのではないか。


そう思ったのです。


そこで整形外科に相談しました。


「半分の量の薬があると聞いたのですが、そちらを処方していただけませんか?」


ところが、


「当院では取り扱っていません」


とのことでした。


そして診察で、


「効果がないようなので、デパスの処方は終了しましょう」


と言われました。


その時の絶望感は、今でも覚えています。


効果がないと言っていたはずなのに、処方がなくなると聞くと不安になる。


今思えば、依存の入り口に立っていたのかもしれません。


残った薬をどうしたらよいのかわからず、看護師をしている友人に相談しました。


すると、


「急にやめたらダメ。少しずつ減らした方がいいよ」


と教えてくれました。


私はドラッグストアでピルカッターを買い、薬を少しずつ小さくしながら減らしていきました。


半分。


次は四分の一。


最後は八分の一くらい。


ずいぶん時間をかけて減らした記憶があります。


そして最後に一錠だけ残し、


「万が一の時のお守り」


として持っていました。


結局、その一錠を飲むことはありませんでした。


数年後、すっかり忘れていたその薬を見つけ、処分しました。


今でも古いピルカッターだけは残っています。


私にとっては、薬との付き合い方を考えさせられた教訓だからです。


今日、たまたま今飲んでいる抗うつ薬について解説した動画を見ていました。


その流れで、ふとデパスのことを思い出しました。


薬は人を助けてくれる大切なものです。


でも、使い方を誤ったり、自分に合わなかったりすることもあります。


あの時の経験以来、薬についてはきちんと調べて、医師や薬剤師に相談しながら付き合うようになりました。


依存というものは、本当に怖いなと思います。

友人が居なかったら、整形外科からの「精神科行き案件」だったと思います。

「デ、デパスを・・・デパスをくれ~~~!!」みたいな・・(苦笑)

(当時はまだ精神科にはお世話になっていなかった)


感謝です。

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