↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パラサイト・インベイダー  作者: ハートフルファンタズム
第一章 パラサイト・インベイダー1
PR
2/3

第2話 化け屋敷突入

裏山にある「化け屋敷」。白い洋館である。クッソボロいけどね。

噂としてなら、こんなのがある。『頭がない幽霊がいた』とか、『一度入ると二度と出られない』とか、あとは、『関わったら呪われて死ぬ』とか。眉唾物だな。

別に怖くねぇよ?ほんとだぜ?


真央「虫多いわ!虫よけスプレーはないの!?」

純「カブトムシいねぇかなー(現実逃避)」

蝉がジージーうるさい。草もボーボー。長いこと誰も来ていないようだ。

太陽が照らす木陰道は、山の中なのに蒸し暑く、ただそこにいるだけで汗が噴き出る。


純「暑すぎね?帰ってラーメン食おうぜ?」

真央「いやだよ!ここまで来たのに!ほら!門が見えたよ!たぶんあそこでしょ!」


確かにボロい門が見える。

立ち入り禁止の看板でさえ錆びついて、もはや何者の侵入を阻めない。

俺と愚妹は、門の隙間をくぐって庭らしきところに入る。庭には草がほとんど生えていなかった。


真央「広いね!サッカーできそう!秘密基地も作れそう!」

純「小学生か!こういう時は、テント立ててBBQすんだよ!」

真央「何それ!サイコーじゃん!」

二人は他愛もない会話をし、化け屋敷の入り口の前に立つ。


純「まじでフリーホラーゲームみたいな場所だな。テーマパークに来たみたいだぜ。テンション上がるなー。」

真央「このセリフは欠かせないよね!中は思ったよりきれいだな!」

純「青い鬼のゲームじゃねぇか!それだと閉じ込められるじゃん!まだ入ってねぇし!」

真央「確かに。」

純「・・・閉じ込められんのはこえぇよな。」

真央「確かに。どっちかが外にいる?」

純「その前にケータイは使える?」

真央「ちょっと待ってね。・・・うん圏外じゃないよ。」

純「ケータイが使えるなら片方が外にいる意味もないだろ。というか、その場合外に残るのって俺になるよな?お前は行きたいんだろ?」

真央「うん。」

純「なおさらだめだな。」

真央「さみしいの?」

純「さみちい。」

真央「きも。」

純「(´・ω・`)」


純「まぁ、寂しいというのは嘘じゃないけど。それに加えてそばにいないといざって時に守れないからな。そこが心配。」

真央「ただの肝試しだよ?昼間だし。」

純「雰囲気がありすぎてな。とにかく、入るなら一緒にだぜ。」

真央「オッケー。でも、閉じ込められたらどうしよう。」

純「俺が対策していないとでも?」

真央「なにっ!穴抜けのひもでもあるのか!」

純「テッテレー!その辺の石ー」

真央「石じゃん。」

純「これを扉に挟んどけば、少なくとも自然に閉じ込められることはないだろ。」

真央「ちゃんとした策で面白みがないね。」

純「うっせ!」


二人は石を扉に挟んで中に入る。

真央「中は思ったよりきれいだゴッフ!」

純「無理すんな。」

真央「うえー。」

化け屋敷の中は荒れてこそいないが、なんか不快なにおいがするし埃っぽい。

外よりはマシだが暑くてジメジメする。換気すべきだろ。これ。

純「そういえば、ここにきてなにすんだ?貴重そうなものはなくはなさそうだが。」

真央「それはね。教えられませーん!」

純「えー。」

真央「まぁ探し物だよ。きれいな石とかあったら教えて!」

純「なんだよそれー。」


そんな他愛のない話をしていると、


バキッ!


後ろで何かが砕ける音がした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。