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093話 夫婦の絆。

この作品を選んで、お読み頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 2週間の滞在を終えてユティア公爵夫人は帰国し私達も公務に復帰し、それぞれの仕事に従事する様になった。


 私とエリザはアトラス公王の執務の補助に重きを置き、二人で交代して政務の執務に当たり、それ以外にもエリザが騎士団の総括副官に就任し、レティが魔術師団の総括団長に就任して指導する立場で勤める事になった。


 新婚生活では私は今のところアトラス公王と寝床を共にする事も無く、夕食の時間だけアトラス公王とエリザの3人で過ごしマイペースの生活を送っている。


 エリザはアトラス公王と毎晩寝床を共にし会話も出来るだけして意思疎通を図り、アトラス公王の体調に合わせて無理なく世継ぎ作りに励んでいる。


「ねぇ、アトラス様、私とだけ寝床を共にしている事に不満は無いの、レティは私が懐妊するまでは絶対に貴方と寝床は共にしないと言っているけど」


「うん、別に無いよ、本来ならエリザだけ娶るはずだったしね、ただレティについてはこの国に繋ぎ止める為に娶った様なものだからね、彼女にはこの国の発展に貢献して貰いたいと考えているから世継ぎ作りを無理強いする心算はないよ」


「それじゃ、アトラス様はレティから求めて来るまでは寝床を共にしないと理解して良いのかしら」


「うん、僕の方からは当面は誘う心算は無いよ、レティには出来るだけ自由に仕事に専念してもらいたいからね、彼女には世継ぎよりも国の発展に貢献して貰いたいという思いの方が強いからね」


「当面はと言うと、いずれは誘うと言う事かしら」


「まぁ、レティの言う通りエリザが懐妊するまではしないけど、懐妊後はレティに尋ねる程度はするよ、世継ぎでなくてもレティの才能を引継ぐ子は欲しいとは思っているからね」


「そうね、アトラス様から誘わないとレティの方から求める事はまず無いと思うわ、誘いをかけるのは続けてくださいね、レティは気まぐれなところがあるから、誘い続ければ応じる事もあると思いますわ」


「そうだね、その辺はエリザにも相談させて貰うよ、そろそろ始めようか」


「はい、分かりましたわ・・・・」

エリザはアトラス公王の求めに応じ手世継ぎ作りに励む。


『お嬢、本当にエリザが懐妊するまで公王と世継ぎ作りをしないのか、我としては少しでも早くお嬢の子の子守りがしたいのだが』


『う~ん、そうしたいのからエリザに懐妊と安産の加護を授ければ良いじゃないの、私のその加護を付与したのはリリスでしょう』


『それなら心配ない。メンバー全員に与えてあるからな我に抜かりはないぞ、エリザは今晩すれば懐妊間違いなしたぞ』


『そうなの、まぁ、良いわ、私は寝る。お休みリリス』

私はエリザが今晩営めば懐妊すると聞いてチョット動揺してしまい、何も考えたくなくなったので眠ることにした。


 アトラス公王はエリザと初夜の時から世継ぎ作りを始めて、自分の体力が低下している事に気付き宰相のオディナスに相談し、その翌日から執務を始める前に約1時間程ではあるがラニング半時と剣術の稽古などを半時程して体力作りを始めた。


エリザもアトラス公王の体力作りを共にする様になり、剣で模擬戦の相手をしたりと着実に夫婦の絆を深めて行った。


「レティ、アトラス様の体力作りに私と一緒に明日からやりましょうね」


「えっ、私も運動するの、いや~、流石に私は遠慮したいかな」


「レティ、これは私からのお願いなの、私はレティの我儘を聞いているのだから、そのくらいは付き合ってくれても良いわよね、拒否するのならレティも今晩からアトラス様の夜伽をして貰うわよ」


「うっ、それは・・・チョット早いかな、分かった。エリザのお願いを聞きますので夜伽だけは勘弁して下さい」


「なら、宜しい、明日からお願いね」


「はい、分かりました。エリザ様」


『クックク、いい気味だな、お嬢、まぁ、頑張れ!』


『リリス、煩い、フッン』


 エリザはアトラス公王の体力作りにレティも誘い、朝の運動を夫婦の3人で遣るようになり、アトラス公王との模擬戦もエリザとレティが交代しながらする様になった。


私はエリザに責められてアトラス公王とエリザの3人で運動を始めたけども、あまり効果が薄いなと思い、もっと効率的に運動が出来るようにしたいと考えた。


『ねぇ、リリス、もっと効果的に運動できる方法ってないかな』


『あるぞ、王城の余った敷地に運動施設を建てれば良かろう、コアールームに行けば直ぐに建てられるぞ』


『分かった。夕方になったら神殿に行く』


『了解だ。それまでに構想を練っておく』


「あの、アトラス様、城の敷地内に運動施設を建てても良いですか」


「運動施設?レティ、それはどんな感じのものなのか」


「騎士や王家の従事している者なら、誰でもその運動施設に行けば効率的な運動が出来る感じです。怪我などの後のリハビリにも使えます」


「う~ん、まぁ、敷地が空いている所なら良いだろ、私も使ってみたいしね」

アトラス公王も体力作りには興味があるのでレティの提案を承認する。


 私は城の空いた敷地に運動施設を建てる為に神殿へ夕方に行き、祭主ティアナに告げてから女神像の台座の裏の秘密の扉からコアールームへ向かった。


コアールームに入ると空くにコアーの台座の上部にある操作パネルを出して、リリスが構想した運動施設を入力し画面を宙に出してリリスの構想した運動施設を見る。


「これがリリスが構想した運動施設なのね」


「そうだお嬢、何か要望があれば修正するぞ」


「男女別々の更衣室が欲しいわね、それとシャワー室を1階に創ってくれる。プール近くの方が良いわねも、これがライニングマシンと言うのね、これが腹筋を鍛える器具に足腰を鍛える器具と・・・うんこれで良いかな3階建でお願いね」


「そうか、それじゃ、これで実行するぞ、少し魔力が必要だな、お嬢に任せたぞ」


「分かったわ、それじゃ実行キーを押すわね」

私は頭上の半透明な姿を顕現したリリスに向って確認して実行キーを押して操作パネルの両手を据えて魔力を注ぐ。


 私が実行キーを押して魔力を注いでから10分程で運動施設が完成して、画面で見る限りでは上手く建てられて施設の器具類も構想通りに出来ていたので一応成功したと判断をした。


「うん、これでヨシと、後は実際に使ってみないとね、何か足りない物は他の者に作らせても良いわね」


「あぁ、必要な物は誰かに作らせた方が良いぞ、お嬢、それでは我は暫らくお嬢の中で休ませて貰うぞ」


「うん、お疲れ様」

私が顕現したリリスを労うとリリスは私の体内に溶け込む様に入っていった。


 私が建てた運動施設を翌朝からアトラス公王とエリザの3人で使い方を説明しながら器具を使ったら適度な負荷が鍛えたい個所に掛かり、適度に鍛えられるのが良いなと高評価をアトラス公王とエリザの二人から受けた。


運動施設が完成した翌日から騎士団の騎士達にも訓練の一環で運動施設を使用させると鍛えたい個所を鍛えられると高評価を得る。


 プールも全身運動になるとして水泳も訓練に導入されて、騎士達の身体も逞しきなり、騎士団で使用しない時には城に勤めの女性にもプールを開放して水泳教室を開きダイエット効果があると好評を得る。

お読み頂きありがとうございます。

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