↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
104/136

第104話 夏祭り前夜

夏祭りまで、あと一日。

いよいよ明日。

四人が楽しみにしていた夏祭りの日が、近づいていた。

こむぎは部屋の中で、机の上に置かれた浴衣を見る。

淡い水色の浴衣。

そして、桃華が一緒に選んでくれたかんざし。

「明日、これ着るんだ……。」

浴衣を着るのは初めて。

少しだけ緊張する。

でも、それ以上に楽しみだった。

「どんな感じになるんだろう。」

鏡の前で、自分の姿を想像する。

すると――。

スマホが鳴った。

四人のグループチャットだった。

『明日の集合時間決めよ!』

桃華からメッセージが届く。

『何時くらいがいい?』

こむぎは少し考える。

『夕方くらいがいいんじゃない?』

『まだ明るいうちに屋台見たい!』

すぐに璃空から返信が来る。

『それいいな!』

『早めに行っていっぱい回ろうぜ!』

『俺、射的やりたい!』

「璃空らしい。」

こむぎは笑う。

『私は食べ歩きしたい!』

『こむぎは絶対そうだと思った!』

桃華から返事が来る。

『じゃあ17時集合でどう?』

『いいね!』

璃空が返す。

『了解。』

悠真も短く送った。

――

その頃。

桃華は明日の準備をしていた。

ピンクの浴衣。

髪飾り。

必要なものを確認する。

「明日楽しみだなぁ。」

四人で回る夏祭り。

考えるだけで、自然と笑顔になる。

――

一方。

璃空は部屋でスマホを置く。

「明日は夏祭りか!」

思わず声が出る。

屋台。

花火。

友達との時間。

楽しみなことがたくさんある。

「何から行こうかな。」

そんなことを考えながら、笑った。

――

悠真も窓の外を見る。

夏の夜。

遠くから聞こえる虫の声。

明日が楽しみだった。

――

夜。

四人のグループチャットに、最後のメッセージが届く。

『じゃあ明日!』

『楽しもうね!』

『おう!』

『楽しみ。』

『うん!』

それぞれがスマホを置く。

夏祭りまで、あと一日。

四人の特別な夏の日が、始まろうとしていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。