第10話 大怪獣バトルと盗賊団の頭領ガロス!
舞台は大怪獣がのし歩く荒野。村を脅かすその巨体に、マオ吉たちは挑むことになる。盗賊団の頭領のガロスが復讐にやってきた。
「うおおお!でっけぇええ!」
マオ吉が腰を抜かすほどの大怪獣、しかも背中に盗賊団の頭領ガロスが立っていた。
両手に光る双ナイフを操り、村を襲う気まんまん。
「ククク…この怪獣と俺様のコンビに勝てると思うか?」
ガロスが嘲笑いながらナイフを振りかざす。
バルコンは怪獣の足元で筋肉アピールをしながら足止め。
「見よ!この胸板が大怪獣をも支えるのだッ!」
……だが怪獣に軽く踏まれ、地面にめり込む。
マオ吉は紋所を掲げるが、怪獣の鼻息で飛ばされて砂まみれ。
「ぐわーっ、紋所がーーーっ!」
その隙にガロスが飛びかかる!
「ここはアタシに任せな!」
浴衣を翻し、扇を手にガロスと対峙するさっちゃん。
両手ナイフが稲妻のように走る。
だが
さっちゃんの瞳が青白く光を帯びた。
《G-04型:リリス・バイト》
戦闘演算システム、起動。
ナイフ軌道パターン、予測完了。
回避行動、最適化。
扇が閃光を放ち、ガロスの刃をことごとく弾き返す!
「な、何ィ!?」
最後は扇に気を纏わせ――
「アンタの安っぽいナイフ、紙切れと変わんないわ!」
一閃。
ガロスは吹き飛び、大怪獣も尻尾を巻いて逃げ出した。
土煙の中、さっちゃんはゆっくりと扇を畳む。
「……秩序のないチンピラも、怪獣もいらないのよ。この魔界に」
決め台詞を残し、村人たちの歓声が響き渡る。
本日の学びポイント(さっちゃん毒舌解説付き)
巨大な敵ほど、仲間の役割分担が大事。
(→踏まれるバルコンは役立ってたの?)
武器よりも、心の構えが勝負を分ける。
(→アンタらは心どころか腰抜かしてたじゃない…)
冷静な計算と一撃必殺、これぞ仕事人スタイル。
(→ってことで結局アタシが全部やったわけ。感謝しなさいよ!)




