第8話 魔界温泉回!湯けむり大騒動
旅の途中。
山道を歩いていたマオ吉一行の目に飛び込んできたのは、湯けむりとともに掲げられた木札。
『秘湯・魔界温泉 効能:あらゆる魔力疲労に効く』
「おおっ!温泉だぁぁぁ!」
マオ吉の目がキラキラ輝く。
「ここでひと休みしようぜ!」と誰も反対せず、即決。
混浴ののれんをくぐると早速ドタバタ開始。
さっちゃん:「ちょっとアンタどこ見てんのよ!混浴だからって油断したら承知しないわよ!」
マオ吉:「わ、わざとじゃないってばー!」
湯船では
マオ吉:温泉卵を勝手に食べ尽くして「これ、サービスでしょ?」としれっと言う。
バルゴン:鏡に向かって「完璧な筋肉は湯けむりすら演出に変えるさぁ!」とナルシスト全開。
さっちゃん:のぼせすぎて湯船でぐったり、「ああもう、こっちが温泉の犠牲者よ……」とぼやく。
そんな中、マオ吉が調子に乗って温泉で泳ごうとしてバシャーン!
「ぷはっ!た、助けてぇぇぇ!」
案の定、溺れかける。
「バッカじゃないの!温泉で水泳なんて聞いたことないわ!」
さっちゃんが即座に飛び込み、浴衣を脱ぎ捨てたインナー姿で救出。
(村娘たちが「キャー!カッコいい!」と黄色い声援)
助けられたマオ吉は顔を真っ赤にして
「さっちゃん……やっぱり頼りになるな……」
とつぶやく。ちょっとだけ仲が深まる瞬間。
夜。
露天風呂に浸かりながら、全員で星空を見上げる。
「次はどんな村に行くんだろうな」
「魔界も、まだまだ直すとこだらけね」
湯けむりに包まれ、ほんのりしんみり。
翌朝。
「温泉パワーで旅の疲れも取れたし、次の目的地へ!」
元気いっぱいに出発する一行。
さっちゃんは最後に振り返り――
「まったく……アンタら、温泉でまで騒ぎすぎ!」
と、いつもの毒舌で締めるのだった。
本日の学びポイント(さっちゃん毒舌解説付き)
混浴は冷静さが命!
「よそ見厳禁、変な言い訳も禁止!」
温泉の楽しみ方は節度を守る!
「卵を全部食べるな!あんた一人のバイキングじゃないんだから!」
本気のピンチに仲間は助けてくれる。
「でもその前に溺れんな!温泉で死にかけるとか、マヌケ以外の何者でもないでしょ」




