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ベビーサタンさっちゃん 七変化 【さっちゃんのミラクル人生!】  作者: 虫松
3年ONI組 さっちゃん先生5 魔界へ帰ってきた伝説の狂師

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第7話 失恋の影―そして伝説の真実が動く

裏山の桜

真実は“告白すると失恋する”という恐ろしい噂が、学園に広がっていた。


けれど今日、その噂が“本当に呪いだった”ことが判明する。


桜のつぼみは、まるで泣いているように重たく垂れ下がり、

乙女たちが流した涙を吸うたびに、不気味に脈打っていた。


まり


タケルに「今日こそ……!」と挑むも、声が震えて言い出せず涙ポロッ。


ひまり:「うぅ……また言えなかった……」


桜:ポコッ(つぼみが膨らむ)


タケル:「なんか桜が俺のせいで育ってる気がする!?」


るか


ナオヤにツッコミかまそうと近づく → ナオヤ逃走 → すれ違い様に涙。


るか:「もうっ!なんで逃げるのよー!」


ナオヤ:「反射で飛んだんだって!」(天井に頭ゴン)


桜:ビクン(つぼみが脈動)


はづき


レオンの炎ボール練習を見て、

「すごい…!」と素直に感動 → 感動の涙がポロリ。

桜:ゴゴゴゴ(つぼみ震える)


かのん


リョウと二人三脚中に転倒 → おでこぶつけて涙。

桜:ぽよん(つぼみさらに膨張)


生徒会長が重々しい声で説明を始めた。

「この桜……昔“恋に破れた青年”が残した魔術で

“失恋の涙を吸うと咲く”呪いがかけられています。」


乙女たちは絶句。


ひまり「えっ……じゃあ私たち、このままじゃ全員失恋確定!?」


るか「いやぁぁぁぁぁぁ!」


はづき「桜さん……そんな重い女だったの……?」


かのん「リョウくんと測定する未来が……なくなる!?」


桜はその悲鳴も吸うように、ぷるぷる震えていた。



小学生の見た目のまま腕を組み、

女王様オーラでズバッと言い放つ。


「は? 全員失恋?

そんなの教師の面子めんつに関わるんだけど。」


生徒たちがざわめく。


「さ、さっちゃん先生……?」


さっちゃん先生は平然と言う。


「この呪い、私が解く。全員失恋阻止作戦発動!


青春は……守る価値があるからな!!」


生徒全員「先生ーーーっ!!」


生徒会長が続ける。


「呪いを解く方法はひとつ。

“本気の恋と、本気の勇気”が桜に伝われば、

失恋確定モードは解除されます。」


さっちゃんの目がギラリ。


「つまり、泣くだけじゃダメ。

ちゃんと“前に進む青春”を見せればいいんだな?」


ひまり「わ、私……勇気……出してみる!」


るか「ナオヤ!逃げんじゃないわよ!」


はづき「レオン……一緒に桜の下、行こ?」


かのん「リョウくん、今日の速度……一緒に測りたい!」


桜:ポワァァ(つぼみに光が走る)


乙女たちが勇気を出し始めたその瞬間。


影からスッと現れる一人の地味な男子(文芸部)。


「…あの……桜さん。ずっと……あなたが好きでした。」


全員「桜に告白ーーー!?」


桜:開花バーン!!!!!


さっちゃん先生:「お前かーーーーい!!!」


結末:呪いは解けた(けど混乱は増えた)


文芸部男子の“純度100%の勘違い告白”が

偶然にも“本気の恋と勇気”として認定。


桜は一部開花し、呪いは解除。


さっちゃん先生は肩をすくめる。


「……まぁ、青春なんてそんなもんだ。」


乙女たちは胸を押さえてホッと一息。


ひまり「次こそ、タケルに言う……!」


るか「逃げたら許さないからね、ナオヤ!」


はづき:満開の桜……綺麗……レオンも見て?」


かのん「リョウくん、今日の速度120m/s出てます!」


男子たち「あっぶねぇぇぇぇ!!!」


桜は間もな満開、何もかも見守っていた。


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