第8話 英雄選抜試験
年に一度、学園最大のイベント「英雄選抜試験」
それは、
知力・体力・技力・魔力――
4つの力で真の英雄を決める、地獄の総合バトル!
ハゲハーゲ教頭「ONI組は、どうせ最下位常連ですな~!
ワタシの頭皮より勝ち目が薄いッ!!」
(ドヤ顔で照明反射。生徒たちの網膜がやられる)
リョーコ「まぶしい! 人間ライトかよ!」
アツシ「夜道で便利そうっス!」
ポヨン「ぼく、影が消えましたぁ~!」
さっちゃん「静かに! 照り返しに負ける前に、勝ちに行くわよ!」
第1種目:知力試験「迷宮クイズバトル!」
試験会場は魔法迷路。
問題に答えないと出口が開かない。
リョーコ「“カエルの子は?”……カエル!」
アツシ「“親ガエル”っス!」
(ピコン!爆発音)
ポヨン「ギャー! 間違うと爆発するんですねぇぇ!」
ハゲハーゲ教頭「IQ3桁未満クラスにふさわしいスタートですな!」
だが
リョーコの機転で迷宮の“仕掛け構造”を見抜く。
リョーコ「この問題、心理誘導型。先に答えが隠されてる!」
さっちゃん「いいわリョーコ! 知恵こそ最強の魔法よ!」
ONI組、見事1位通過。
第2種目:体力試験「空中障害コース1000m!」
火の輪、落とし穴、浮遊岩、爆裂スライム。
参加者たちが次々脱落していく中
アツシ「行くぜッ! 筋肉は裏切らねぇぇぇ!!」
(空中で爆発)
ポヨン「アツシさーん!? あっ、飛んでる!…いや落ちてるぅぅ!!」
リョーコ「うるさい! ほら、掴まれ!」(矢でアツシの服を引っ張る)
アツシ「助かったけど、ケツに刺さってるッス!」
(観客:爆笑)
最下位と思われたONI組、なんと総合3位!
第3種目:技力試験「連携バトルロイヤル!」
チームで戦術を競うバトルステージ。
相手はエリート勇者クラス・AKUMA組。
ハゲハーゲ教頭「戦略など無理でしょうな~。彼らは指揮官より、指示待ち人間ですぞ!」
さっちゃん「そうね。だから教えたわ “自分で考えて動け”って!」
リョーコ「ポヨン、癒し準備!」
ポヨン「了解っす! ヒーリング・スマイル♡」
(キラキラ光が敵の視界を奪う)
アツシ「リョーコ、今だ!」
(拳が閃光を破る)
実況「まさかのONI組、連携で強豪撃破ぁぁぁ!!」
ハゲハーゲ「ぐぬぬ……予定が狂うぅ!」
第4種目:魔力試験「召喚大合戦!」
各チーム、自慢の召喚獣を召喚して戦う!
AKUMA組:「出でよ、ドラゴン・カオスロード!!」
(ドゴォォォ! 巨大な黒竜出現!)
リョーコ「ちょっ、ムリじゃない!?」
ポヨン「ぼくの召喚……“ネコさん”ですけど!」
(もふっ)
アツシ「猫パンチで行こうぜ!」
ネコ「にゃあ!」→黒竜の鼻にジャブ!
(黒竜くしゃみ→吹き飛ぶ)
観客「うおおおお!? ネコ最強!!」
ハゲハーゲ教頭「物理法則とはッ……!」
結果発表!
総合結果:ONI組、準優勝!
(観客、割れんばかりの拍手)
アツシ「優勝より……先生に褒められたほうが嬉しいっス。」
ポヨン「ぼくも、先生の笑顔が一番のご褒美ですぅ~!」
リョーコ「…ま、悪くないわね。泣かないけど。」
さっちゃん「バカたち……。でも、最高のバカたちよ!」
ハゲハーゲ教頭「ぐっ……この涙は汗ですぞッ!! 頭皮からの!」
マオ吉校長「ハゲてても熱いじゃねぇか、ハーゲ……!」
さっちゃん ナレーション
「落ちこぼれって言葉は、
自分を信じない人間が作ったレッテル。
あの子たちは、もう“英雄”なんだ。」




