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ベビーサタンさっちゃん 七変化 【さっちゃんのミラクル人生!】  作者: 虫松
3年ONI組 さっちゃん先生2 ― 地獄より厳しく、天使より優しく。

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第9話 卒業 そして伝説へ ――ギャグも涙も、全部ひっくるめて“青春”だ!

卒業を目前にしたONI組。

黒板には「進路希望調査」の文字。


さっちゃん:「はい、全員出してねー。“ニート”は禁止よ。」

(クラス爆笑)


アツシ「俺、“警備騎士団”に入りたいッス。 誰かを守れる強い男になりたい!」


リョーコ「あたしは“保育士”。…子どもって、素直だから好き。」

(アツシ:小声で)「それ先生にも言ってやれよ」

リョーコ「うるさい」


ポヨン「ぼくは“癒しの聖堂”に行って、人を笑顔にしたいですっ!」

(ハゲハーゲ「わしの頭皮も癒してくれぬか?」)

ポヨン「……修行が足りませんッ!!」


教室に笑いが満ちる

だがその中、さっちゃん先生の机には一通の封筒。


『異動辞令 ― 天界 天使育成学園 第二分校へ』


笑い声の隙間に、沈黙が落ちた。


別れの前の教室


放課後、静かな教室。

ポヨンが震える声で口を開く。


ポヨン「先生……僕たち、もう“ぼくなんか”じゃありません。」

アツシ「俺たち、ONI組でよかったッス!」

リョーコ「……本当に、先生に会えて、よかった。」


黒板には誰が書いたのか落書きがあった。


『さっちゃん先生、地獄より厳しく、天使より優しく』


さっちゃん、目を潤ませながら笑う。

「……バカたち。でも、最高のバカたちね。」


卒業式当日


講堂に流れるBGM

「翼をください(勇者風アレンジ Ver.)」


観客席にはマオ吉校長、ハゲハーゲ教頭、そして各クラスの生徒たち。


マオ吉:「お前たち、よくぞここまでやったな……!

 ハゲも、涙でツルツルだ!」

ハゲハーゲ:「うぅ……わしの頭皮が、光で祝福を……!」(ピカァ!)


(反射光が天井に反射して虹を作る)


答辞 ― アツシ


アツシがマイクを握る。

手は震え、涙をこらえながら。


アツシ「俺たちは落ちこぼれだった。

 でもさっちゃん先生が教えてくれた。“痛みのビンタ”が、俺たちの宝です。」


(客席:どっと笑いと涙)


アツシ「怒られて、泣いて、笑って――

 やっと分かりました。俺たちは……“生きてる”ってこと!」


さっちゃん「……バカね。でも、いいバカだわ。」


最後の授業

さっちゃん、教壇に立つ。

教室いっぱいのONI組を見渡して、静かに言う。


「私の授業はここで終わり。でも。あなたたちの“人生の授業”は、これからよ!」


黒板にチョークを走らせる。


『勇者たちよ、笑って泣いて、歩いていけ!』


アツシ「……先生、消さないでおきます!」

ポヨン「チョークの粉、保存します!」

リョーコ「……バカね。泣くでしょ、そんなの。」


(さっちゃん、微笑む)


カメラが学園を引いていく。

夕陽に照らされる校舎、桜の花びらが舞う中


ナレーション(さっちゃん)

「あの日、教室で笑っていた子たちが、

それぞれの道で戦っている。

彼らの旅立ちは、伝説の始まりだった。」


BGM:「Don't cry, my HERO(卒業Ver.)」


夜の教員室。

ハゲハーゲ「さっちゃん先生、また帰ってきますかな……」

マオ吉「あいつは風みたいな女だ。だが……風は、また吹く。」

(机の上に残されたさっちゃんのメガネ)

黒板の文字が月光に照らされ、輝く。


『3年ONI組 永遠に』



『3年ONI組 さっちゃん先生2 ― 地獄より厳しく、天使より優しく。』





ー完ー



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