第6話 汗と涙とハゲの光線! 体育祭リベンジバトル!
【開幕!英雄育成学園・体育祭】
(BGM:ブラスバンド勇者マーチ)
実況アナウンス(テンション高く)
「さぁ皆さまお待たせしました! 年に一度の汗と涙と謎の輝きの祭典――
英雄育成学園 体育祭、ついに開幕でありますッ!!!」
観客席の保護者たちが手を振る中
入場行進の先頭を歩くのは「3年ONI組」。
アツシ「よっしゃ、今日こそ見せてやるぜ! 落ちこぼれの底力をよ!」
リョーコ「あーもー、日焼け止め3回塗ったのに焼けるじゃん!」
ポヨン「ぼ、ぼく……転ばないようにがんばりますっ!」
さっちゃん先生(笛をくわえ、眩しい笑顔で):「よーし! 気合い入れてこーい! 転んでも泣いても、絆でカバーッ!!」
※裏でうごめくハゲハーゲ
ハゲハーゲ教頭(双眼鏡を構えながら)「ふぉっふぉっふぉ……ONI組の輝きなど、わしの頭皮ほどにも及ばん……!」
数学教師・ガリメン「ま、まさか……教頭、また何か仕込みを!?」
ハゲハーゲ「当然ですぞ。ONI組の競技用の騎馬、わしが“特別メンテナンス”しておいた。馬の中身、空気半分じゃぁ!」
(ピカーンと頭が反射)
さっちゃん(遠くから目を細めて)「……嫌な光が見えるわね。あれ、だいたいトラブルの前兆よ」
【第一競技:騎馬戦 いざ、勝負!】
実況「さぁ出ました! 本日のメインイベント! 騎馬戦・チームバトル!!」
対戦相手は、ハゲハーゲ推薦の“エリートB組”。
馬も筋骨隆々、リーダーは自称貴公子・フェンリック様
フェンリック「勝者にのみ、勝利の風が吹く! そして髪もなびく!」
ハゲハーゲ「……羨ましい」(小声)
ONI組チーム:アツシ・リョーコ・ポヨン
アツシ:「いいか、ポヨン。お前が俺の背中守れ!」
ポヨン:「う、うん! 回復魔法、がんばる!」
リョーコ:「あたしは上で相手の頭取る係ね! カメラ映り重要!」
さっちゃん:「よし! あとはチームワークと根性! あと水分補給忘れんなー!」
ピー!
(試合開始のホイッスル!)
戦場はまさに地獄絵図】
アツシのチーム、出だしからバランスを崩す。
リョーコ「ちょ、馬ふわふわしてんだけど!? 何このエアークッション仕様!?」
アツシ「ハゲハーゲの仕業か……!!」
ポヨン「ぼ、ぼくが! ぼくが支える!!!」
(ポヨン、癒し魔法を発動✨)
空気の抜けた馬が「ぷしゅぅぅ〜」と音を立てながらも、奇跡のバランスを維持!
実況「おっと!? これは前代未聞の“空気馬・奇跡の浮遊戦法”!!!」
フェンリック:「ふはは! 美しく散れ、落ちこぼれども!!」
(巨大な旗を振りかざす)
アツシ「ポヨン、右だ!!」
ポヨン:はいっ!」(癒しバリア展開)
リョーコ「いっけぇぇぇぇぇ!!!」(頭上から飛び込み)
(カメラがスローモーション)
リョーコ「これがONI組の友情パンチッ!!!」
バシィィィィン!!!
(フェンリックのハチマキが宙を舞う)
実況「なんとぉぉぉぉ!! ONI組、大逆転勝利ィィィ!!!」
観客「うおおおおおおおおおおおお!!!」
アツシ「やったな……!」
リョーコ「あんたの馬、次から整備しときなさいよ」
ポヨン(涙目):「ぼ、ぼく……がんばれた……!」
さっちゃん(大声援で)「よーし!! よくやったONI組ィィィ!!!」
(メガホン越しに大声援。教頭のヅラが飛ぶ)
ハゲハーゲ「ぎゃあああああ!? わ、わしの防光 カツラシールドがぁぁぁ!!」
(太陽反射 → ハゲ光線 → 審判の笛が爆発)
実況「審判、光に包まれて判定不能!! だが、勝者はONI組だぁぁぁ!!!」
【表彰式】
ONI組、優勝旗を掲げて大歓声。
リョーコ「……さっちゃんババア、ありがと」
さっちゃん「ババア言うな。でも、よくやったわ」
ポヨン「ぼ、ぼくたち……勇者になれた?」
さっちゃん「なれたわよ。だって、仲間を信じたじゃない」
アツシ(照れ笑い)「……ま、先生の応援、ちょっと響いたしな」
さっちゃん:「“ちょっと”じゃなくて“かなり”でしょ」
夕陽に照らされるグラウンド。
風にたなびく優勝旗、そしてハゲハーゲの光る頭。
ナレーション
「汗、涙、そして友情の輝き ! それが、ONI組の誇りだ!」




