第4話 ハゲハーゲ教頭の陰謀!?
えぇ、あのハゲが動くわ。悪い方向にね。
……そして今、学園最悪の会議室で、地獄の職員会議が幕を開ける――。
【地獄の職員会議、開幕】
場所:英雄育成学園・第一会議室。
壁には「努力・根性・薄毛厳禁」と書かれた標語が貼られている。
ハゲハーゲ教頭「では諸君! 本日の議題は“3年ONI組の存在意義について”でありますなぁ〜!!」
さっちゃん「議題のタイトルからもう嫌な予感しかしないわね」
数学教師・ガリメン「ONI組は授業に出席せず、宿題も未提出。平均成績は校内最下位!」
音楽教師・ミミセン「合唱コンクールでは“YO! YO! 勇者魂!”とか叫んでたわ!」
体育教師・マッチョ田「しかも走りながら!」
ミミセン「しかも私より声が出てたのよ!」
ハゲハーゲ「見なさい先生方! 問題児、問題児、そして問題児ぃぃ〜〜〜っ!」
(机をバン!と叩くと、反射した蛍光灯の光がツルツル頭で乱反射)
さっちゃん「あのねぇ教頭、その反射光で視界が攻撃されてるんだけど。照明器具として申請するわよ?」
ハゲハーゲ教頭「な、なにぃ!? このハゲ頭が光害扱いとは!」
保健室の先生・マドモアゼル保奈「あの子たちね、確かに問題はあるけど……優しさもあるのよ?」
ハゲハーゲ教頭「優しさで単位は取れませんなぁ〜!」
さっちゃん「あんたも優しさで髪は取れなかったのね」
ハゲハーゲ教頭「い、今なんと!?」
さっちゃん「ツッコミ早いのよハゲ!」
ハゲハーゲ教頭「ハゲ言うなーッ!!」
(会議室中の教師たちが爆笑)
さっちゃん「とにかく! ONI組をどうにかするのは私の仕事よ。廃止なんてさせないわ」
ハゲハーゲ教頭「ほ〜ぅ? 責任を取る覚悟があると?」
さっちゃん「当然! 私のクラスは地獄より厳しく、天使より優しいんだから!」
(ドンッ! と教壇ならぬ会議机を叩く)
会議室の教師たち「おぉ〜〜っ!」
ハゲハーゲ教頭「くぬぬぬぬ……! 教師たちの心を……奪われた!? 髪の次は心まで……!」
さっちゃん「いい? あの子たちは確かに荒れてる。でも“見捨てられる理由”より、“立ち直るチャンス”をあげたいの」
ハゲハーゲ教頭「ぬぅ……そんな青臭いことを……!」
さっちゃん「青臭いのよ、青春は!」
(雷鳴のような効果音。窓がガタガタ震える)
ハゲハーゲ、天を仰ぐ。
「……この女、ただ者ではない。まさか伝説の“鬼教師”ではないか!?」
さっちゃん(ウインク)「ご名答。次の議題はあなたの更生ね♡」
「ひ、ひぃぃぃ!!!」
命の危険を感じたハゲハーゲ教頭は走って職員室を出た。
ナレーション
「地獄の職員会議、終了。だが陰謀の炎はまだ消えてはいなかった……」
「次回、『体育祭直前! ハゲハーゲの逆襲と友情リレー!』」
「燃える頭、走る勇者、それが英雄育成学園!!」




