26/29
そろそろ梅雨が明けるころ
天気予報はそろそろ梅雨が明けると言っていた。
そしてそれは夏が近づいてきたということで、
「大江さん、暑い」
国府君がそう漏らすくらいには暑くもなってきた。
実際今日は蒸し暑い。クーラーは先生がつけようとしてくれない。明日まで待ってくれといってきかない。掃除させてくれ、とのこと。そんなことより早くつけて欲しい。
「明日まで待ったらいいんじゃない?」
「大事なのは今なんだよ? 青春のひとときにその命が尽きたらダメだと思うんだけど」
格言っぽいけど適当なことを言う国府君。
「それはそうだけどね」
掃除しないと体に悪いのである。
「うぅ」
そういって国府君は机に突っ伏した。ちっこい体なのも相まってとても高校生には見えない。
「子供かー?」
「だ、誰が子供だ!」
座り直した国府君が抗議してくる。無視して水分を補給した。
次回から、多分夏に入ります。
夏、いいですよね。B〇zのGR〇ENが聴きたくなります。




