大江さんの悩み事
お久しぶりです。
「うーん」
昼休み。
自動販売機の近くで大江が悩んでいる。
ちょうど飲み物が欲しかったので、自動販売機のところに行く。
今日は……ソーダかな。
そうやってソーダを買って帰ろうとして、大江がまだ悩んでいることに気付いた。
「おい、大江、どうした」
気になったので話しかける。
「あ、翔か」
大江は居るのに今更気付いた、とでも言うかのような反応をした。
「いつの間にここに?」
前言撤回。本当に気付いていなかった。
「さっきから居たよ。……で、どうした」
「……紅茶、また切れてる」
「へー、お前、紅茶とか飲むんだ」
「うるさい。今日はそういう気分なだけ」
ちょっと意外だ。
「で、その紅茶が無い訳だ」
「そういうこと」
「紅茶ねぇ……購買に有るぞ」
「ふぇ?」
大江が腑抜けた声を出す。
「ほら、ここの購買遠いのは大江も知ってるだろ?」
「う、うん」
「だから飲み物は近い自動販売機の方が売り切れやすい。OK?」
「お、おーけー」
「じゃ、行くか」
そう言って俺は歩き出した。
購買に着いた。
「ねぇ、翔は何も来る必要無かったよね?」
「まあな。でもこっちは」
そう言って俺は、
「プリンがあるから」
と言い、プリンを買った。
「そうかい。紅茶……あった」
大江も紅茶を買ってこれでミッションコンプリート。
「にしてもさ」
「ん? 何?」
「……美空に教えてもらって『これで大丈夫!』って言ってた大江はいずこへ?」
大江のはっとした顔が見られた。意外にも初めて見た気がする。
「うーん。やっぱり気になってるのか」
「どうした?」
全く中身が見えない。
「いや、さ。国府君が、大里さんを苦手に思ってるような、気がしてさ」
「そうか?」
そんな気はしないが。
「まあ、私の気のせいかもしれないけど」
「そうじゃね?」
「まあ、何かありそうなら相談よろしく」
「珍しいな。別に良いけど」
そんな話をしていたらチャイムが鳴った。
授業、遅れそう。
すいません。
また投稿は間が開きます。
理由はこちら
https://www.novelabo.com/my/books/2039
ノベラボ様にて別作品を投稿します。




