コンビニにて
翔君サイドです。
国府君と大江さんはどこに行った。
「ま、これでOKだな」
俺は使っているイヤホンが壊れたので、隣町の100均に来ていた。
100均ので十分、と考えている俺は、それでも良い音質を目指したらここにたどり着いた。
「隣のコンビニで何か買って帰るか」
そんなことを思いながら俺はコンビニに入った。
びっくりした。
そこには、
「いらっしゃいま……え!? 二子君!?」
「は!?」
あの、その、なんというか、その、大里さんがいた。
「……で、なんでここでバイトしてるんだ?」
「……そりゃ、お金のため……だけど。あの、私の家、『自分が遊ぶために使うお金は自分で稼げ』って家で」
「なんつーか、大里さんも苦労してるんだな」
思わず本音が出た。
「……否定はしないよ」
肯定が帰って来た。
「ところでさ、何でここで? 学校近くでも良くない?」
「あれ? 知らない? 学校、バイト禁止だよ?」
ボロが出ましたよ奥さん?
「じゃ、なんでしてるの?」
ちょっと理由を聞いてみる。
「えっと、その、あのぅ……」
あ、大里さん可愛い。
「よし。じゃ、これは2人の秘密ということで」
「そうして欲しいなー」
「ただし条件が」
大里さんがビクッとした。
「名前で呼び合おう」
「なんだ、安心した。いいよ、翔君」
「これからもよろしく、美空」
え、呼び捨て……? 彼女の顔からそんな驚きが見てとれた。
コメディー?(カテゴリ見ながら)




