4-12 放り投げ
更に明るくなってきたのでもうコーリンに服を着るように促すとついでに洗顔など身支度を整えるために部屋に戻って行った。
俺は立ち上がって体を鏡に映して打撲患部を見る。
胸部と脇腹は腫れはあるが内出血による変色はなし。擦過傷の周りの方が内出血を伴ってるくらいだ。
体を捻ると脇腹と肩に近い胸部に痛みがあるがそれ以外に大した異常はない。高倍率の重複化で居続けたことでの消耗の方が問題だったので胃腸の具合が戻っているなら今日の朝食をしっかり取れば問題はないだろう。
一晩の休息と栄養補給(糖分が多めだったが)により体調は戻ったので今日の狩りには出ることにする。一階に降りるとコーリン以外は揃っていた。
「あら?昨日はあんなに辛そうだったのにもういいの?」
「ふんっ! 様子を見に行ってたコーリンに何をしてもらって元気になったんだか!」
アンジェからはそう言われたが患部を見せるように言われたりと気には掛けてくれているようだ。
問題ないことをアピールして詳しくはコーリンに聞いてくれと伝えて朝食をよく咀嚼していつもよりも多めに食べた。
ヴェガはパンにマスタード(の類似物)を掛けてモグモグやっている。いつも通り味が濃いとか刺激があるものが好みのようだが。俺にはシュタっとっ手を上げて挨拶する程度。そういえば0番地区で取ってきてた「あれ」ぼちぼち食べさせてみるかな? 許可が下りるのに時間がかかってそのまま預けてたんだった。
保存の関係で刺激は落ちてるだろうけど仕方ない。
食べ終わる頃にコーリンが降りてきて食卓に加わる。
「アンに念話で連絡してもらったのに今日も行くのですね?
自分で身体を判断した上で狩りに出るのはいいですが、オウノ先生には見てもらってくださいね。打撲だけだと思ってても折れてる可能性もあるのですから。」
「コーリン、カイルの怪我ってそんなに酷いの?」
それを聞いたアンジェが心配そうに確認するがコーリンだって別に専門家じゃない。
「単に打撲かもしれませんが用心に越したことはないでしょう。不調が元で不注意、そして更なる負傷に繋がりかねないのが大森林での仕事でしょうし。」
「じゃあたしの氷で冷やした方が良かったのかしら?」
「冷やし過ぎになるかもしれないので水で良かったと思いますよ。それに最近構ってもらってなかったのは私ってことで様子をみていたわけですし。
それにカイルは柔らかいのが好きなようです。アンよりも私の方が「柔らかい」部分が大きいですしね。」
俺がさっき言ったのは体の一部でなくて女性の身体が柔らかいと言ったんだが…… それに感想を述べただけで好きとは言ってないぞ? いや、好きだけどさ。
アンジェはジロリとこちらを見てから、コーリンに視線を向けてちょっと二人の間に緊張感が走ったが
「はいはい、朝から喧嘩しない。 アンジェもカイルに構って欲しいならもっとうまく甘えるようにしなさいな。」
マリアさんが仲裁に入ってアンジェがいつものように焦って否定している間に席を立つ。
コーリンに昨日の負傷の原因となった事柄をアンジェに伝えておいて欲しいとカード念話で伝えて2番詰所に向かう。
-*-
アンジェからの念話で体調不良による休みと聞いていたことから心配していたそうだが普通に詰所に姿を見せたことでアマザやタミーも安堵していた。
昨日のアンジェの念話の時点では詳細は判明していなかったので病気などの体調不良と思っていたそうだ。大森林に出て重複化で巨獣を捻って殺すことが出来る俺が負傷での体調不良とは思ってなかったらしい。
『カイルの義父って『あの』ニーオンさん?』
『ニーオン・カイロク。
衛星都市で1級巨獣の侵攻による年輪都市への避難指示が出ていた時に防衛課職員に交じって戦ってほとんど一人で撃退したって噂がある人ね。
あくまで噂ってことで信じられないけど衛星都市から年輪都市に移ってきた時にいきなり防衛課と保安課の教官に抜擢されたから本当の事じゃないかって話もあるわね。』
狩りは今日からいつも通り行ってる。
ただ今日からは『偏食』とは合同ではない。
『偏食』よりもより東に狩りの場を求めた。先に行くほど草原の左右を覆う大森林は開けて草原部分が大きくなる。 視界の邪魔になるほどの大きな起伏がない所為で遠くまで見通せるが少なくとも視認できる範囲では草原の端は見えない。
『すげえな。 だがカイルの義父ってことは俺たちがゾウで使った手で撃退したのか?』
『いや、その身一つでやってたはずだ。
そもそもあの唐辛子竜巻は俺の独自の案だし。
ゾウみたいに群れで行動することで一級認定されてるやつじゃなかった。だからゾウよりももっと巨大でな。おかげで他の巨獣も避けるから周り注意を割かずに1対1で戦える。』
『ホントに人間かよ? 大体カイルにだって無理なんだろ?』
『ゾウ一体ですら俺の重複化だけで挑むんなら無理さ。俺の力や重さが8倍になったとしても奴らの質量で突進を食らったら吹き飛ばされるだけだろ。
だからこそあんな手を考えたわけだし。』
『どうしてニーオン・カイロクは、一級に勝てた?』
『勝ったわけじゃないさホーヅ。いくら巨獣でも攻撃が当たらない、当たって飛ばしてもダメージがない。そんな奴を相手にするのが嫌になって帰ったんじゃないのか?』
『『『『『?』』』』』
俺の重複化とは違ってあいつは体重が変わらないままで筋力サポートが行なわれる。だから移動速度の上昇に加えて元から備えた高等体術で受けた力を往なし、鎧の内側にある緩衝作用能力のおかげでダメージが通りにくい。だが組みつかれると不利になるなどと説明しようかと思ったが止める。
どうせあの力はニーオンだけが使えるあの鎧があればこそで他人は真似できないし、俺はともかくメンバーが相手にすることはないだろう。
『ニミヤ、狩りが終わったけど様子は見てくれたか?』
『お前がいうような白い塊ってのは少ないな。草に隠れてるだけかもしれないが。
確かに巨竜が食べてるのは見かけたけど一回だけだぞ?』
『そうか、また気に掛けていてくれ。』
昨日のオニフスベのような白い球体についてコウサ師匠は中に異物が入っていたと見せてくれた。
てっきり見た目からキノコだと思っていたが中にあったのが種だとしたら根に気付かなかっただけで植物かもしれない。
そして植物なら雑食が多い大森林に生息している巨獣が食べているのではないかと思って上空からニミヤに探ってもらっていた。 地上からでは近づくとこちらを襲ってくるから観察は無理だろうし。
植物としたら中にあったのは種?だがその中に液体があるなんて変だと思ったが椰子の実だって中にジュースがあるんだからありえなくはないのか。
いずれにしても食用可の報告を上げてもらったなら後は料理法を考えればいい。 そう思ってこの日も持ち帰る。
-*-
『さっきアンジェから念話があったんやけどさ。』
『何だ?』
『昨日、カイルが狩り休むって連絡があったその原因についてなんだけど。』
アマザと同時にタミーにも念話が来たらしくて念話に入る。アンジェから同時に連絡があるのは当たり前か。パーティー内へ意識を開放してるから会話に入ってこないけどメンバーにも聞こえてはいる。
『親睦パーティーに出るん?』
狩りを終えて今日は現地での源力枯渇を目的として異法修練を行っている。その時にアマザとタミーから念話で質問された。
『ああ、あいつが上司から俺に出席させるように指示があったそうだ。
そもそもあいつとは会いたくなかったのに赤髪亭に出向いてきたことにムカついて拒否したんだがな。結局負けたんで出るつもりだ。』
都市主催で行われる親善パーティーとは言わば男女のお見合いパーティーのようなものだ。
年輪都市の学校は11歳から14歳までの4年間。
日本では4月から新年度から学校が始まるがこちらでは新年度は年が明けた1月1日からとなる。ちなみに冬休みや夏休みなどはない。時折息抜きのように1週間程度の連続した休みが設けられている。
1ケ月30日を12ヶ月で合計360日を終えて一年が終わり、その後の特異期間5日が終わってから新年の1月1日となる。
学校を卒業すると正式採用前の研修をしたり、都市の祝福を受けた時に異法士、術士になったものは専門の養成機関へ入ることになる。
そこから正式採用や養成機関を終えるまでの2年間、都市カードを持つ市民でありながらも正式な職に就いていないという曖昧な期間だ。その間にパートナーを見つけておくのが望ましいとされており自由恋愛期間とも言われている。
ところが誰も恋愛に積極的になれるものではない。一方で人口増加策を取っている年輪都市としてはただただ仕事に懸命な一人者では困る。なので都市主催で出会いの場を提供するのが親睦パーティーと呼ばれているものだ。
学校卒業を目前にした10月や11月の間に複数回、地区毎に複数個所で行われている。12月は全学校の最終学年生が都市中央区にて自らの源力を都市に登録して市民カードへの物質化ができるように「都市の祝福」を受けなければならないので行われない。
通常の参加者は学校の卒業を控えた学生と研修期間中の者に参加資格がある。だが中央地区で開催されるものだけはその制限がなく、28歳までの独身者なら誰でも参加できる。
それは狩人をしていた夫を失った女性への出会いの場を提供する意味があり、28歳までなのはこの都市で子供を安全に産むのは30才までが望ましいとされているためだ。ただ都市から結婚の斡旋があるのは30才まででマリアさんも案内が来ていたはずだ。
『あれって結局、相手を見つけるためのもんやろ? うちらと結婚するカイルを出席させてなんの意味があるん?』
『なんとなく想像はつくようなつかないような……
ニーオンは上司に頼まれたと言ってたし、その上司も別の上級職員から頼まれたそうだ。
都市運営に関わるのが上級職員ってことはなるべく一人者には相手を見つけて欲しいと思ってるはずだろう。となると出来ればああいった催しは参加者が多い方がその出会いのチャンスは多くなるよな?
なら俺たちみたいな若くて稼いでるやつを客寄せの目玉として参加させたいってことじゃないのか?』
『でもそれじゃ結婚が決まってるカイルが出席したとこで余計に人を呼べないんじゃないの?』
『一夫多妻を肯定して実践する予定の人物ってのがあるんじゃないか?
嫁さんの数に拘らず養えるなら自分にもチャンスがあると思えるんじゃねえの?
中央の窓口受付担当の女たちなんてカイル目当てで参加するだろ。脈がないなら他の男を探すチャンスでもあるしな。』
ニミヤの言うように女性の側も一夫多妻でいいと考えてるなら相手が既婚(予定)者でも問題ないのか。それに都市側とすれば金を持ってるならその分、使って経済を回せっていうことにもなるか。
『なるほどなぁ。 あれ?でもカイルの想像が正しかったらアッシャーにも出席の勧誘があってもおかしないんちゃう?』
『ホーヅは付き合ってる?相手がいるし、ニミヤも一応は許嫁がいるもんな。第一一夫多妻に肯定的かどうか分からんってことか。タミーとアマザはカイルが相手だし……ウチのパーティーはこれだけ稼いでるのに俺はお呼びも掛らないほどハズレなのかよ?』
『まぁまぁ、そんなに落ち込まないで。 そのうちいい人と出会えるわよ。』
宥めていると『偏食』から念話が入った。
今日の狩りから補充装具を使い始めて源力の残量を心配せずに使える便利さに礼を述べたのと教えて欲しいことがあるそうだ。
あちらも今日の狩りは終えたそうで現場を離れると仕留めた獲物を食べに他の巨竜が集まってくるので異法修練場で待っているとのこと。こちらの現場での修練が終わってから集合することにした。
現場での源力枯渇と充足作業をしてるメンバーを置いて、タミーに協力してもらって白い球体のがある場所の土を掘り返したりして調べたあと都市に戻った。
-*-
現場での異法修練を終えてから都市に戻ったので先週までの合同狩猟に比べて帰るのが遅くなった。
『偏食』メンバーが異法修練している中央地区にある異法修練場に装具を付けたまま『遠慮』メンバー全員で赴く。
夕方というには少し早い。この時間にいるのは狩りで源力を使い切っていなかったの者が訓練を兼ねて修練をしているもの。主にまだ源力総量が伸びている若手が多い。
すでに二十歳を超えて総量が上がらないものは狩りをしない休日を訓練に当てているのが普通だ。
0番地区北大門のすぐ前で行った狩りで更に名前が広まり、その特徴の黒い防具をつけたまま修練場に入ってきたことで遠巻きからの視線や会話を受けながら『偏食』メンバーに合流する。
「すまぬな。昨日そちらからの注意を受けて昨日の午後より修練をして今日も行ってるのだが聞いてもよいか?」
ダーナが代表して聞いてくる。
ウチのメンバーが持っていた珠から1人二つずつ持ってもらうことにして補充の仕方はその際にやってもらった。
『偏食』メンバーの年齢ならもう総量がアップすることはないのでそれほど疑問となる源力操作はないと思ったがどうしたのだろう。
『ダーナ、念話で頼むよ。 なんせ周りからこれだけ注目されているしな。』
個人で修練に来ている狩人やパーティーでの合同修練をしているものたちは手を止めてこちらに興味津々で出来れば混ざりたそうな感じだが声も掛けられず、誰かが行動しないかなといった感じだ。
『うむ、気付かなくて済まんな。 昨日の午後より我らは修練場で源力が尽きるまで一気に異法を使っては補充をするのを繰り返したのだがな。メンバーから疑問が上がってな。』
『うん。』
『ウチのメンバーには水の異法士はいない。だからホーヅやアッシャーについてはわからんがアマザとタミーについてだ。
聞くところによると先月の終わりに北大門傍で巨大な壁を一気に作ったそうだな。しかも半径30メイト程度のものを高さ数メイトで、それも巨獣の突進に耐えられる強度を持ち合わせたものをだ。
我らも時間を掛けてだが体の源力を目一杯出して全力の異法でやってはみたが到底不可能だと分かった。
あれほどの異法を使うには源力の一斉放出をいくら早く行えるようになっても無理だと思うのだが?
それとも2人の源力総量は我らとそれほどまでに違うのだろうか?』
『ああ~~~。 そうか、『偏食』メンバーは源力が切れてから補充してるんだな。』
『ん? 違うのか?』
『最初はアマザたちもそうしてた。 でもそれだと今みたいに強力な異法は使えない。』
『?』
アマザに念話を俺たちを中心に土壁を作ってもらった。
北大門のときは長い壁だったが今回はそれほど広く囲うと他の異法士の邪魔になるので小さく囲んでもらったがその分高さは5メイト以上ある。牢に閉じ込められたような圧迫感があるが会話は漏らさないほうがいい。
瞬時というほどではないがいきなり生じた壁とその固さを叩いて確かめて同じ土の異法士のメンバーは唸っている。
『たぶんこれほどの質量の硬化を行うならアマザの源力を全て出しても無理だと思う。なんせ強度を維持する為に地下も固めてるからな。』
『ならどうやってこれが現実に可能になっているのだ?』
ダーナは手を握って壁をダンダンと叩くが厚さが5モイト程度なのにかなり硬いことに驚いている。
『ダーナ、仮にアマザの源力が100とする。
それを体外に放出して支配すること、そして外の出した源力で物質を支配して動かすことにもまた源力を消費するよな?
だから支配した物質を操るために体内に残す源力を置いておくことになる。いくら出し惜しみせずに一度に源力を放出しても90とか85とかだ。
でもな補充装具で源力を補うのは別に源力が切れてから行う必要はないぜ?
源力を外に放出しつつ、体に源力を補充するんだ。
するとどうなる?』
『自分の体内に貯めている源力量以上を放出して且つ、それを操って異法を使える?』
『正解! 最初はアマザたちも源力総量を上げるために現場で源力を使い切っては補充してたんだがどうしても狩りの途中に異法が途絶えることになるだろ?
だから狩りの間はずっと源力を補充しながら放出も続けてるのさ。
それで可能になったのが個人の源力総量じゃ不可能な異法の技ってこと。
ただ個人の源力総量を伸ばすに越したことはないから狩りが終わってから源力を枯渇させるまで修練は積んでるけどな。』
そういうと納得した上に嘆息を漏らす『偏食』メンバー達。
アマザが土壁を崩し土煙を上げて崩れる。ただその土煙となってる土も支配は解かれてないので舞うことなくすぐに地面に向かって落ちていく。
『だけど注意があるな。普通はこうして異法を終えてから源力での物質の支配を解くと少しでも源力消費を抑える為に少しでも外に出した源力で使える分を体に戻すだろ? この方法で放出した源力は勿体からって体に戻そうとすると体内に留めておける源力量を上回ってる場合がある。だから物質の支配は解いても源力としては戻さないほうがいいだろうな。
ホーヅやアッシャーは水球として支配したまま次の行動の為に置いておける。』
そこまで説明したところでアッシャーが口を挟んできた。
「そうだ。カイル、お前が言ってたアレ。 ここでやってみるか?」
念話でなくて普通に口に出してきたがアレって、アレか?
「あ、今日は調子悪いから無理、」
言い終わる前に俺の周りに霧が生じたと思ったら大量の水に変わりって渦を巻いて取り囲む。
轟々と水が走って壁になって徐々に狭まっていく。洗濯機の中心にいたらこんな感じになるんだろうか?
「まぁそう言うなって、なんだか負けてしょげてたらしいからな。元気づけに一丁、行って来~い!」
周りを取り囲んでいた水は一気に低くなり足元へ回転しながら集まる。
足元に立っていられないほどの海の波しぶきを受けたかのような衝撃を感じたと思ったら転倒した身体は一気に地上から吹きあがった水柱の上に押し出されて空へ舞う。
アッシャーの水により空に放りあげられたと思ったら減速して最高点に到達する前に下から暴風が吹き上がり更に上空へ押し上げる。
ニミヤの風の異法だ。
普段は自らを風を受けやすい円盤に乗っているが今の俺のように態勢に拘らないなら力づくで押し上げることもできる。 ただ地上から立っている状態からだと真下から持ちあげる風を当てられないため今のように水柱か土柱で空中に放り投げてからでないと難しい。
「いいかげんしろ~~~、こっちは怪我人だぞ~~~う。」
遥か大森林の巨木の高さはあろうかというところまで舞い上げられた姿を修練場に居合わせた異法士たちは呆けたように見上げていた。
「金と女を持ってるやつへの嫉妬だ。大人しく鳥になれ~~。」
細目の筋肉ダルマが下から叫んでる。
「アホウ、これは飛んでるんじゃなくて投げられて落ちてんだ! 下を向くと風で息が出来ん! 」
ひとしきりパーティー仲間のおもちゃになって空中遊泳をしてからホーヅの水球で上空で受け止めてもらったが打撲は悪化したかもしれない。覚えてろ。
この後 『遠慮』はその名に反して遊びにも遠慮せずに本気でやるらしいという噂が流れたらしい。
1モイト=1cm




