2.判明したスキルと自己紹介
部屋に入ってから、隼人達は召喚された場所にいたフードとは違う色のフードを被った人物の前に一人ずつ立たされた。フードの人物はルークと名乗り、鑑定士と呼ばれる職業についているようだ。最初にイケメンが前に立つとルークは前に立ったイケメンをよく凝視した後、2枚の紙に何かを書きイケメンと近くにいた貴族みたいな人物に渡していった。
この工程が何人か続きついに隼人の番がきた。
他の人と同じ様に凝視され紙を貰った後、隼人は紙を見てみた
名 浅雛隼人
生年月日 2009年8月4日 年齢 17才
ステータス
攻撃力 12
防御力 10
魔力 30
素早さ 6
スタミナ 10
生命力 100
スキル
空間移動 自分の想像した場所に2つにゲートを創り出すことが出来る。 創り出したゲート2つは繋がっており片方のゲートに入るともう片方に出る事が出来る。
集中 戦闘時において瞬間的に周囲の状況把握できる様になる
転移者 自身が関わる言語が全て自分が知っている言語に変換される
この様な言葉が紙に書かれていた。
(この紙から分かるのは、俺の簡単な情報とおそらく異世界に来てから付けられたスキルについて。今まで王子とかと言葉が通じていたのは転移者のスキルのおかげか。というか、いくら異世界とはいえゲームの様な表し方なのは違和感があるな)
隼人がそんな事を考えていると
「あの、すみません」
先ほど隼人が起こした少女が声をかけてきた。
「ああ、どうしたんですか?」
「先ほどは起こしてもらってありがとうございます」
「いえ、どういたしまして。まさか異世界に行くことになるとは思いませんでしたね」
「ほんとそうですね。あ、私の名前は東雲 颯希と言います。気軽に颯希と呼んでください。後、多分同じくらいの歳なのでタメ語で良いです」
「分かったよ、颯希さん。俺の名前は浅雛隼人。呼び方は好きに呼んでくれ」
と隼人達がこの様な会話をしていると、みんなを呼ぶイケメンの声が聞こえてきた。
「みんなこっちに集まってくれ」
イケメンに呼ばれ集まったみんなにイケメンは言った。
「これからどうなるか分からない。既に何人かやってるみたいだか、ちゃんと全員で自己紹介と簡単にスキルを説明しないか」
イケメンの言葉に誰も拒否しなかった。異世界という異様な状況で同じ境遇の人と協力するべきという考えが全員にあったからだ。
「それじゃまずは俺から」
イケメンが自己紹介をしだした。
「俺の名前は橘 一誠。年齢は18歳だ。
スキルの一つを簡単に言うと光の武具と防具を生み出せる能力だ。一応剣術を少しかじっている。
これからよろしく頼む」
「それじゃあ、次は儂がしよう」
次におじいさんが声を上げた
「儂の名前は古川龍之介。歳は73じゃ。
スキルは動物の真似をして攻撃できるいわゆる象形拳の様なものじゃ。しかし儂は武術を一つも習ったことが無いから使いこなせ無さそううじゃ。」
「じゃあ次、愛がする」
声を上げたのはピンクのミニスカを履き、大きなクマさんのぬいぐるみを持った30代くらいの女性だった。
「愛の名前は月森 愛っていいます。みんな気軽に愛ちゃんって呼んでね。年齢は永遠の18才なの。
スキルはね、すっごく可愛いビームを放てるんだよ」
「次は俺がいこう」
宗一郎が声を上げた
「俺の名前は雪村 宗一郎だ。年齢は45歳。
スキルは斧を出したり操ったりできるみたいだ。
よろしくな。」
「次は私ね」
若いスタイリッシュな女性が声を上げた
「私の名前は獅々島 エルネシナ。母がアメリカ人でハーフなの。年齢は26よ。
スキルは自分だけのマシンガンを創り出せるみたいよ」
「次は俺じゃね〜」
チャラそうな金髪の男が声を上げた。
「俺の名前は翔。21歳だ、よろしく〜。
スキルは火を放つことができるんだぜ」
「えっと私は...相原 茜っていいます。」
小学生くらいの女の子が声を上げた
「スキルは、えっと時間をとめられるみたいです」
「俺の番だな」
大柄の男性が声を上げた
「俺は多田 虎太郎。28歳だ
スキルは力を強くできるらしい」
「じゃあ次は私が」
颯希が声を上げた
「私の名前は東雲 颯希です。年齢は16歳です。
スキルは剣で何でも切れるみたいです」
「最後は俺だな」
隼人が声を上げた
「俺の名前は浅雛 隼人。年齢は17歳です。
スキルは遠くの場所に移動できるゲートを作れるみたいです、よろしくお願いします」
「さて、これで全員自己紹介が終わったかな」
一誠がみんなに声を掛けた。
「明日のことをウィリアム王子から聞いたがスキルの扱い方や戦い方の訓練をして、その後簡単に実戦訓練をするらしい」
すると何人かのメイドの格好をした人たちが近づいてきた。
「皆様がこれから泊まられる部屋へとご案内いたします」
その後、隼人達はメイドに連れられそれぞれ割り当てられた部屋に入っていった。
隼人が部屋に入ると、整えられたベットや机など置かれ謎の明るさがある簡素な部屋だった。おそらく魔法を使って明るくしているのだろうと隼人は思いながら窓の外を見た。
どうやら今は夜だったらしく窓の外は暗く星ぐらいしか見ることが出来なかった。
今まで生きてきた日本ではなかなか見れない光景には改めて異世界に来たことを実感した。
(これからどうなるんだろうか)
そんな事を考えながら隼人は明日に備え眠ることにした。ベットに寝転がるとどんな仕掛か部屋の明かりが消えていくと共に隼人の意識も消えていった。
男性陣の一人称のほとんどが全員俺のせいでめちゃくちゃキャラ分けしにくい。でも俺が便利だから多分今後も使うんだろうな〜




