表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

3.スキルの理解と訓練



翌日

隼人は突然の明るさにより目覚めた。どうやら部屋の灯りが勝手についたようだ。

(改めて異世界に来たことを実感するな。この灯りとかスキルとかいろいろと分からない事が多い。しかし、今後俺はどうなるんだろうか?)


隼人が考えているとと部屋の扉が開いた。

「おはようございます。アサヒナ様」

昨日のメイドの格好した人達の一人が部屋に入ってきた。

「貴方は昨日の」

「はい、アマンダといいます。今日からアサヒナ様の担当に任命されましたので身の回りのお世話をさせていただきます。」

「お世話?」

「スケジュールの管理及び部屋の掃除などの雑用です」

「なるほど。じゃあ俺はこれからどうしたらいいですか?」

「本日の予定は朝食を取った後、訓練場に向かい午前はスキルを扱える様になる訓練、昼食を取り午後からは基礎的な戦闘訓練を行う予定です。お着替えとお食事をお渡ししますのでお済ましください」

「分かりました」

「扉の外におりますので着替え終わり次第お呼びください」


そう言ってアマンダは部屋の外に出ていった。

アマンダから渡された服装は亜麻や羊毛で作られた動きやすい服だった。

普段着たことの無い服のなので時間が掛かったが服を着替えた隼人は次に渡された食事を見た。

丸っぽい形のパン、豆のスープ、ニンジンやキャベツなどのサラダ。

現代の日本ではなかなか見ない朝食だった。

(パンは案外普通のパンだし豆のスープも美味しいが、サラダはドレッシングが無くて食べにいな。それに食器がスプーンしか無くてサラダを食べにくい)

結局隼人はパンを食べながらサラダの野菜を手でつかみスープに浸し味をつけてから食べることにした。

そうして異世界での初めての食事が終わった隼人は、アマンダに声を掛け訓練場に向かった。


訓練場では既に隼人以外全員がいてそれぞれ違った行動をしていた。

すると突然隼人に全身鎧を着た人物が近づいてきた。

「初めましてだな、私はサイラス。

この国の第二騎士団の隊長をしている者だ」

「初めまして、俺は浅雛 隼人です」

「早速だかこれから君には他の人たちと同じ様に自身のスキルの訓練をしてもらう。スキルを使ってみてくれないか」

「スキルはどうやって使えば良いですか?」

「人によるがある程度スキルの概要を思い浮かべた上でこうしたいと思うことでスキルを使えるらしい。

詳しいスキルの性能は使いながら知ることが出来るぞ」

「分かりました」

(昨日見たスキルの説明の限り2つのポータルを設置出来、そこを繋げることが出来るスキル。

とりあえず、ポータルが出るように念じてみよう)

隼人が念じると目の前に2つの青っぽいポータルが出現した。

隼人が恐る恐る片方のポータルに手で触れようとすると、触れることができず手がポータルの中に消え、同時にもう片方のポータルから手が出てきた。隼人が消えた手を動かすとポータルから出てきた手が動いたため隼人の手だと分かった。

(コレが俺のスキルなのか、もっと色々と出来そうだし試してみよう)

そう隼人は思いながら周囲をみると他の皆もそれぞれ光ってたり、空にビームを放ってたりと色々と試していた。

その後、午前の訓練の時間が終わるまで皆それぞれスキルの訓練をしていた。


午後は基本的な戦闘訓練で、筋トレやランニングで筋力や体力を上げていき、サイラス団長や第二騎士団の団員から武器の扱い方(基本的には剣)を教わった。

あまり運動をしていなかった隼人などにとってはなかなかにハードで何度もやめたくなったがこの世界でここ以外に頼れる場所を知らないため、なんとか行いきった。

そうして午後の訓練の後は水浴びをし、部屋に戻り着替えと食事を済まし異世界での一日が終わった。


一ヶ月後、スキルの使い方にも、ハードな訓練にも少し慣れた隼人は午後のランニングのさなか自身のスキルのことを考えていた。

(この一ヶ月でスキルについて分かったことは、ポータルを設置するには設置する場所を思い浮かべる事が必要な事と、ポータルを離す場合距離が遠いほど設置に時間がかかる事、ポータルに物を通している最中に片方のポータルを消すともう片方の方に瞬間的に物全てが出てくる事。

このスキルで元の世界に帰れるかと思ったけど、スキルの発動中に頭が痛くなって無理だったし元の世界に帰るのは無理そうだな、こっちの生活にも慣れてこれたし、みんなあんまり帰りたがって無いからわざわざ努力しなくていいか)

そんな事を考えながらランニングが終わった隼人はこの一ヶ月で多少形になった剣の訓練を始めた。


「今日はお前らに話がある」

いつもの訓練が終わった後、サイラス団長は隼人達を集めて話を始めた。

「まずは、この一ヶ月ご苦労だった。慣れない訓練の中よく頑張ってくれた。一ヶ月前とは見違えるほど成長していると私は思っている。

そして、明日からはいつも違う。城の外に出て実戦訓練を積むことになった。いつもの訓練と違い怪我の危険や命の危険もあるかもしれない。しかし、今後魔王や魔物と戦っていくうえで実戦経験は重要だ。もちろん、我々第二騎士団も全力でサポートしていくつもりだから安心してくれ」


翌日、隼人達は城を離れ弱い魔物が出る森へと向かうことになった。






おそらく、次回か次次回あたりから戦闘シーンにはいるので更新頻度上げれるかも


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ