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  間話 「異人格の召喚」

ーー「成功した....。けど次はお前しかいないのか」


ーー「消せたから今は大丈夫だと思う。次は必ず」


ーー「次は必ずって....あとお前しかいないんだぞ」


ーー「ごめん...でも最後は絶対勝つよ」


ーー「そうか...頼んだぞ。次負けたら終わりだ」


ーー「全力を尽くすよ。記憶も今はないんだ」


ーー「次はもっと難しくなる。あいつはいけるか?」


ーー「そうだね...うん。あの子ならやれる気がする」


ーー「ならよかった..、本当に...、、任せた..、ぞ」


ーー「約束だ」


あぁ...、情けねぇ。


2回目だからって油断しちまった。


1回目の情報を得たのに


全て台無しだ。


ラスト1人。


昔もこんなこと日常茶飯事だったなぁ。


「信用」「信頼」「友情」「絆」「幼馴染」。


これらはすべて、


こいつらを除き、全員....、ん?


あー。...夢の問題に答えたのか


たまには俺も運がいいな。


成功して最初にもどしてくれるとは


類は友を呼ぶってか。


ただ、お前が最後の希望なのに変わりはない。


これが最後の戦争だ。


「再生」か「破滅」か。


手を取り合い再生を目指すのか。


手を取り合い破滅を目指すのか。


対立して争い合いを目指すのか。


悩みまくれ、全てを疑え、本物はないかもしれない。


ただ誰かの歴史には刻まれるだろうな。


例えば俺とか。


全てに意味がなくなる?まあな。


それでもいい。


目標を成し遂げたことに意味があるんだ。


俺たちはずっと見守っている。


どんな結末になろうとも全て受け入れる。


だがひとつだけ。


自分の人生に意味を見いだせ。


それで満足できたのならそれが結末でいい。


最後は...お前の判断で決まる。


あぁ...もう時間だ。


交代だ。


お前は何を成し遂げる。


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


ーーーーー目が覚めると砂地にいた。



「俺は...今まで何を」


何も思い出せない。自分が何をしてここにきたのか。

いい気分か悪い気分かと言ったら?


迷いもなく悪い気分だ。気持ちが悪い。


ただここにずっといるわけにもいかない。

砂地を歩き続けていると船が止めてあった。


「船...?他に誰かこの島にいるのか?」


ーー「私がいるわよ」


ーー「私も!!」


「あぁ...お前らはわかるんだが」


周囲を見渡しても誰もいなかった気がする。俺たちはこの船に乗ってきてない。人っぽい姿が見えたがあれは違かったように見えた。


奇妙なのは記憶が一切ないこと。


「まあ...乗ってくか」


船に乗り、海へ出航して数十分。

島のようなものが見えてきた。


「うわっ...なんだあの禍々しいオーラは...」


島には誰も近づくなオーラが漂っていた。ずっと船に乗ってるのも疲れたので仕方なくその島で降りる。


「よし。上陸上陸っと...。な、なんだ!?」


 島に入ると同時に、魔物の群れが大量に俺に近づいてきた。

狼、フクロウ、イノシシ、熊、などの魔物がいる。


「お...おいちょっと待ってくれ!」


魔物はお構いなしにさらに近づいてくる。


「や、やめろ...近づくな!!」


俺の手が魔物に触れると、魔物は俺の命令に従うようになった。

今俺に牙をむけていたイノシシが他の魔物に牙を向くようになる。

 影のような、シルエットみたいな形になった。


「な、なんだ...これ」


俺が恐る恐る、魔物に手を触れまくると次第に俺を殺そうとしてきた魔物が全て俺の指示に従うようになった。


「こんな能力...俺持ってたっけ...。」


 いや持ってない持ってない。

 俺が持っているのは英単語の能力だけだ。

てことは、


「能力二つ持ち!?」


ーー「そんなことある!?」


ーー「すご...!!」


世界のバグか何かだろうか

普通は一つのはずだ。なのに今更新しい能力が追加された。これは運が良かったとかなのだろうか。


「この能力は...影触支配(シャドウ・ドミネイション)とでも名付けよう。」


多分だがこの能力は、目で見たあと手で触れるだけで幻影に変化し、操れるようになるっぽい。



ーーーーーこれからの世界が楽しみだ








間話なので結構短めにしました。俺くんが誤った選択で生み出したもう1人の自分。

冒頭の人物は誰だと思いますか?

この異人格のおれくんは味方か敵、どちらになると思いますか?

次は十三話ですね!明日で第1章ラストの話です!感想とかよろしくお願いします!

最近は毎日更新を目指して頑張ってます!たまに投稿できない日があるかと思いますがご了承ください。

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